2025.03.20

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北海道の冬に「見えないホームレス」路上生活だけではない困窮の実態は

ごはんも食べられず…ずっと布団の中

「ご飯も全然食べられなくて寝られなくて、でもだからといって後何か活動できるわけでもなくて…ずっと布団の中にいた」

シェルターに入所して2週間になる30代前半の女性。

母親との関係がこじれて祖父の家で暮らしていましたが、その祖父ともうまくいかず、家を出たのだといいます。

祖父について、「すごい真面目というか厳しい人」と話す女性。

「仕事が続かない、何かちゃんとした生活ができないっていうのが、許せない感じで、どうしてもきつく言われることもあった」

実家や祖父の家で暮らしていたときは、精神的な苦しさから生活リズムや体調が崩れて、昼夜逆転生活を送っていました。

しかし、シェルターに入所してからは規則正しい生活を送ることができています。

シェルターを運営する小川遼さんは「全然昼夜逆転していただいて構わない。勝手にどうぞ夜型の暮らしを楽しんでくださいって感じ。自発的になりたい自分になる場所として使ってもらえたらいい」と話します。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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