2025.03.20

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北海道の冬に「見えないホームレス」路上生活だけではない困窮の実態は

“見えないホームレス”

年末の夕方、札幌市中央区民センターに行列ができました。
労福会の活動の1つ、炊き出しです。

参加者は衣類や食事を受け取っていきます。

この日配られた弁当はカレーライス。
クリスマスが近かったこともあり、ケーキのプレゼントもありました。

希望者には散髪のサービスもあります。

この日炊き出しに参加した60人ほどのうち、路上で生活している人は10人もいません。

ネットカフェや友人の家で生活する”見えないホームレス”が最近増えているというんです。

路上にいない彼らは実態調査の対象から外れるため、その数を把握しきれていないのが現状です。

家を失った人たちが生活できる場所

家を失った人を一時的に保護する活動をしている小川遼さん。

ピアノやプロジェクターがあるオシャレな空間が広がるコミュニティスペース。
一時的な保護を受けている人たちが、楽器を弾いたり映画を見たりすることができます。

また、コミュニティスペースとは別に、家を失った人が一時的に生活することができるシェルターがあります。

シェルターの入所者には、経済的な問題を抱えた人だけでなく、認知症や精神障害で家賃が払えなくなった人、家庭内のトラブルやDV被害・児童虐待から逃れてきた人もいます。

そのシェルターに、入所したばかりの30代前半の女性がいました。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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