杉並町のクラフトビール専門店『ハッピーアズラリー』(以降ハピラリ)。開業から3年、いまやクラフトビールファンのみならず、幅広い世代の呑兵衛たちから愛される店だ。
身内話になってしまうが、実は弊誌デザイナーの藤井もこの店をひいきにする一人。その彼の口からたびたび出るハピラリ情報の中身には時折耳を疑うことがある。あるときは「ラーメンがめちゃくちゃうまい」あるときは「火曜日だけ食堂になっていた」またあるときは「その日だけ鮨屋になっていた」...一体なにをしているのか。あまりに気になるので取材スタッフは同店を直撃した。
結論からいえば、少し前からハピラリでは不定期・不規則・無軌道でさまざまな企画が行われており、常連客に限らず「来た人を楽しませたい」という一心で、遊び心を込めたサービスを提供していた。しかし、その中身はどれもやり過ぎなほど本気だ。
例えばある時期に提供していた煮干醤油ラーメンは、スープもカエシも煮干油もすべて自家製だった。
また先月は3周年記念イベントとして、函館の某有名鮨店で修業中の職人とコラボし、1日限りの鮨コースを予約限定で提供した。イベントの日には当日限定の高級感のある割り箸を用意し、予約客全員にお土産の湯呑みを進呈した。
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