旅行先で手に入れたお土産は、帰宅後に旅の楽しい記憶をよみがえらせてくれる大切なアイテムですよね。そんな“旅の思い出”を形にする新しいお土産ブランドが、この春、誕生しました。
「登別 石水亭」「ザ レイクビューTOYA 乃の風リゾート」「きたゆざわ 森のソラニワ」「HAKODATE 海峡(うみ)の風」など、道内各地で温泉宿を展開する野口観光。
2024年に創業60周年を迎えました。
その記念すべきプロジェクトとして立ち上げた 新たなお土産ブランドがいよいよスタート!
その名も「の」。
北海道での旅の思い出を、もっと特別に…。
Sitakkeでは、この新ブランドと、そこに込められた思いをご紹介してきました。
▼北海道の新しいお土産に…「ふんわり」ととのうサウナハット&自社農園から生まれたジンの意外な原料は【野口観光新ブランド「の」】①
▼“旅の余韻”を持ち帰る。タオルのやさしい色合いの秘密&ホテル各地を想起する天然の香りとは【野口観光新ブランド「の」】②
最終回の今回は、野口和秀社長にインタビュー!
ブランドが生まれた背景や、今後の展望についてうかがいました。
ー今回の「の」ブランド立ち上げのきっかけを教えてください
野口社長:「お客様の思い出づくりをお手伝いしたい」という思いから、今回のプロジェクトを立ち上げました。
私たちが旅館でお客様に直接関われる時間は限られています。
だけどお土産は、旅のあともお客様の手元に残るもの。
ふと手に取ったときに「あの旅、楽しかったな」「家族といい時間を過ごせたな」と思い出していただけたらと考えました。
背景には、 “なんかいい宿” という野口観光の今年度のキャッチコピーがあります。
「なんかわからないけど、懐かしい」
「なんかわからないけど、居心地がいい」
さらに、社員にとって「働いていて、なんか楽しい」
そうした、“なんかいい宿”を目指す思いを形にする試みのひとつとして、「こんな商品があったらお客様が喜ぶかな」「こんなコラボは面白いかも」と社員主導で新商品を開発するプロジェクトをスタートさせました。