帯状ほう疹の一番の問題点として米田明弘院長があげるのがその「後遺症」です。
「“帯状ほう疹後神経痛”といって、ずっと痛みが残る状態になるのが問題。これがやっかいです。高齢者ほど帯状ほう疹になりやすく、後遺症も残りやすい」
そんな発症や後遺症のリスクを下げるのが、予防ワクチンの接種です。
ワクチンは現在2種類あり、これまでは50歳以上が任意で受けることができました。
今年の春からは65歳以上への「補助金」がつく定期接種が始まります。
米田院長は「高齢者は予防ワクチンを打った方がいい」と話しています。
「発症リスクを抑えて、重症化のリスクも抑える。帯状ほう疹になってしまってからではどうしようもないので、予防できるものに関してはしておいた方がいい」