2025.03.17

暮らす

「一番やっかい」と医師が話す“後遺症”…帯状ほう疹の予防策のあれこれを聞いてみた

加齢とともに発症リスクが高まるといわれる…『帯状ほう疹』。この4月から、65歳以上が対象の予防ワクチン定期接種が始まります。
 
「痛くてかゆい」
「ちくちく針に刺されたような痛み」

マチで聞いても、50代以上の方は経験者も多い様子…。

耳の後ろから首にかけて赤くはれあがり、強い痛みとともに出る発疹や水ぶくれが特徴の『帯状ほう疹』です。

加齢とともに発症リスクが高まるというこの病気に対し、札幌市をはじめ全国の自治体で新年度から、65歳以上が対象の予防ワクチン定期接種が始まります。

期待される効果は?あらためてどんな病気なのか?札幌市の専門医、桑園オリーブ皮膚科クリニックの米田明弘院長に聞きました。

そもそも、帯状ほう疹の原因は子どものころに身近なあのウイルスです。

「水ぼうそうのウイルスに一度かかったら、免疫力が低下したときにそのウイルスがぶり返して、発症するのが帯状ほう疹」

子どものころにかかった“水ぼうそう”。
その原因となる『水痘・帯状ほう疹ウイルス』は、体の中に潜み続けます。

数十年の時を経て年齢を重ね、体内の抗体や免疫力が下がるタイミングで『帯状ほう疹』として発症します。

痛くてかゆくて…発疹が出て…。かかったときの症状ももちろん大変ですが、米田院長が「やっかい」と話すのが 後遺症 です。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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