2025.03.13

深める

北海道の原風景…900キロの馬が森にやさしい林業の相棒「馬搬」だからできること

林業に馬を復活させる意味

1964年の日高町。雪の中、馬が林道で大きな丸太を運んでいます。
時には山に登り、時には畑を耕したり、収穫した大量の大根を運んだり…。

かつて馬は人にとって家族であり、仕事仲間でもありました。

その林業に馬を復活させる。利点はどこにあるのでしょう。

向かったのは、北海道栗山町のブドウ畑でした。

馬が繋げられたのは、ヨーロッパで伝統的に使われている農耕器具。
通ったあとには、20センチほどの溝ができています。

雑草の根を細かくして、土の養分にしながら溝を作る。馬の蹄も畑を耕す効果があるとされています。
機械では真似できない、土にやさしい作業です。

このブドウ畑を管理するヴァインシュトックさんは「いろいろいいことがあります。馬がいるだけで、楽しい」と話します。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

この記事のキーワードはこちら

SNSでシェアする

  • X
  • facebook
  • line

編集部ひと押し

あなたへおすすめ

エリアで記事を探す

FOLLOW US

  • X