2025.03.13

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北海道の原風景…900キロの馬が森にやさしい林業の相棒「馬搬」だからできること

馬が畑を耕し、木材を運ぶ、馬搬(ばはん)という仕事を皆さんは、ご存知でしょうか。
昭和の時代には当たり前だった北海道の風景に魅せられた家族を追いました。

林業を営む『西埜馬搬(にしのばはん)』の西埜将世(にしのまさとし)さん(45)。

馬搬とは、馬の力を利用して山林で伐採した木を運んだりすることです。

仕事の相棒は約900キロの“ばん馬”。
そこには、森にやさしいエコな林業の現場がありました。

北海道恵庭市出身の西埜さん。仕事の相棒はおよそ900キロの“ばん馬”、カップ(9)です。

野生動物の生態や自然体験施設のスタッフ、林業会社などで勤めていた西埜さん。

岩手で“馬搬”の存在を知り、“馬搬”の本場とされるヨーロッパを訪ねるなど、学びを重ねます。

そして2017年に、一家4人で北海道の厚真町に移住。
馬搬林業家としての日々が始まりました。

「林業や森づくりの現場でも、場所を選べば、今の時代でも馬のほうが活躍できるよさがあるなと思ったので、可能性を感じてやりたいと思ったんですよね」

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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