北海道には「肥満傾向にある」子どもと「虫歯」の子どもが多い!?そんなちょっと頭の痛くなるような調査結果がまとまりました。
それが文部科学省が全国の5歳から17歳までの児童・生徒を対象に毎年行っている「学校保健統計調査」です。
『肥満傾向』にある子どもの割合を示すグラフを見ると、北海道では幼稚園児から高校生までのすべての年齢で、全国の値を上回りました。
思い当たる“フシ”をマチの人に尋ねてみると…。
「運動不足かなあ」
「食事は不規則になっているし、ジャンクフードも食べるし…」
「あまり外で遊ばない、携帯、YouTubeとかを見ている。5歳の息子は茶色い食べ物しか食べない、ハンバーグとか唐揚げとか」
文科省の別の調査でも、全国平均と比べて『運動時間が少ない』『スマホを見る時間が長い』という結果が明らかになっています。
研究者からも“車社会であること”など、地域事情が関係しているという指摘があります。
学校医の経験もあり、肥満外来を持つ札幌の宮の沢小池こどもクリニック・小池明美院長は、子どもの肥満は、決して見過ごせない問題だと話します。
「早く大人の病気になってしまう。血圧が高かったり、脂肪が多くなって、血管がドロドロになったり」
子どもの肥満を改善するには、次のような取り組みが必要としています。
●食事は【学校給食】をモデルに、炭水化物は一食一膳、お菓子は小皿1つ分
●運動は、自宅の家事でもOK!身近な心がけが有効
ただ、思春期とも重なるため、過度な食事制限などの『無理なダイエットは禁物』です。
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