2025.03.08

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北海道の子どもは肥満と虫歯も多い?背景に「地域差」も…医師のアドバイスは

北海道には「肥満傾向にある」子どもと「虫歯」の子どもが多い!?そんなちょっと頭の痛くなるような調査結果がまとまりました。

それが文部科学省が全国の5歳から17歳までの児童・生徒を対象に毎年行っている「学校保健統計調査」です。

肥満傾向はすべての年齢で…思い当たるフシは?

『肥満傾向』にある子どもの割合を示すグラフを見ると、北海道では幼稚園児から高校生までのすべての年齢で、全国の値を上回りました。

思い当たる“フシ”をマチの人に尋ねてみると…。

「運動不足かなあ」

「食事は不規則になっているし、ジャンクフードも食べるし…」

「あまり外で遊ばない、携帯、YouTubeとかを見ている。5歳の息子は茶色い食べ物しか食べない、ハンバーグとか唐揚げとか」

文科省の別の調査でも、全国平均と比べて『運動時間が少ない』『スマホを見る時間が長い』という結果が明らかになっています。

研究者からも“車社会であること”など、地域事情が関係しているという指摘があります。

学校医の経験もあり、肥満外来を持つ札幌の宮の沢小池こどもクリニック・小池明美院長は、子どもの肥満は、決して見過ごせない問題だと話します。

「早く大人の病気になってしまう。血圧が高かったり、脂肪が多くなって、血管がドロドロになったり」

子どもの肥満を改善するには、次のような取り組みが必要としています。

●食事は【学校給食】をモデルに、炭水化物は一食一膳、お菓子は小皿1つ分

●運動は、自宅の家事でもOK!身近な心がけが有効

ただ、思春期とも重なるため、過度な食事制限などの『無理なダイエットは禁物』です。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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