北海道には、北海道にしかいない「かわいい」動物たちがたくさんいます。
動物たちの自然な姿に癒されるとともに、動物たちが暮らす環境に思いを馳せてみませんか?
「北海道3大かわいい動物プロジェクト」に寄せられたみなさまからのお写真をご紹介します。
(2021年9月27日〜10月1日ピックアップ分)
赤く色づいたのはウラシマツツジでしょうか?
その中に、キュートなシマリス、ポーズもかわいいですねー。
大雪山などの、お山で暮らすエゾシマリスたちは、まもなく冬眠です。
苔などでふかふかのベッドを作り、そのまわりには、こちそうをズラリとならべ、きっともう準備はOKでしょう。
去年の大雪山・旭岳の初雪は、9月26日でしたので、いつ雪が降ってもおかしくありませんねー。
撮影:@hokkaido_nanagoro さん
大きなクジラが打ち上げられました。
マス・サケが不漁のこの秋、冬眠をひかえたクマたちに、大きなプレゼントです。
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@lacciophoto さんのお写真には、以下のようなキャプションがそえられていました。
命を終えたクジラが海岸に打ち上がりました。
それを食べにきたヒグマ。
クジラの命は次の命に継がれ、ゆっくりと生まれた海へ帰ってゆきます。
老いてゆくことも、死んでゆくことも、命の儚さを感じ…たまらなく切なくなります。
だからこそ、巡ってゆく命の光景を目の当たりにして、尊さと愛しさを感じました。
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◎この写真は、船の上から、一定の距離を保って撮影されたものです。
撮影:@lacciophoto さん
とってもキュートで、絵本の1ページみたいなお写真ですねー。
今年生まれた子リスちゃんでしょうか。
だとしたら、栗を食べるのは、生まれて初めてなのかも知れませんね。
「なんだー、この美味しいモノは?」なんて驚いているかのようです。
木の実だけじゃなく、キノコも美味しいですし、木の葉の色も毎日ぐんぐんと変わって、生まれて初めての秋を満喫しているのではないでしょうか。
初めての秋と子リス…1枚の写真に、あったかな物語がつまっています。
撮影:@riri.nature さん
キタキツネのケンカは、実に平和的、なのだそうです。
〝キツネの人〟こと、写真家・井上浩輝さんの「北国からの手紙」という動物にまつわるエッセイにこうあります。
『いざ戦うとなった場合、やり方は非常にシンプルです。キタキツネ同士がばったり出会うと、口の大きさ比べをはじめます。「くわーっ」と大きく口が開いたほうが勝ちなのです』
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かつて、山道でばったりキタキツネに出会いました。
そおっと車から降りて、カメラを構え、シャッターを切る前に、キツネに向かって大きな口を開けてみました。
キツネも負けじと口を開けると予想したのですが、残念ながらキツネは、ため息のようなのをひとつ吐いて、あきれた感じで、道路脇の茂みに消えていきました…キタキツネは実にかしこい動物です。
撮影:@msyk_photograph さん
@norichan5050 さんの、この写真につけられていたキャプションに思わず大笑いしてしまいました!
「その格好は・・・ま、まさか口の中のモノを飛ばす気では?」
そういわれると、サクランボとか、梅干しとかの、種飛ばし大会の気合いが入った選手に見えてきますねー。
「ようし、あの辺まで飛ばすぞっ!」と、目標地点を見つめているかのようです。
ヒマワリの種が、機関銃のように次々と飛んで来そう‼️
撮影:@norichan5050 さん