2025.03.14
深めるキツネの研究者であり、グラフィックデザイナーでもある…
そんな自分だけの生き方を選んだ人には、きっとおもしろい人生観があるのでは?
そう思って話を聞いてみると、「来世も含めたライフプラン」を話し出したりして、想像以上におもしろかった…そして、納得感がありました。
その考え方の背景には、北海道民なら知っておくべき、命を守るための知恵もありました。
多様な生き方連載「こう生きたっていい」
北海道大学の特任講師、池田貴子(いけだ・たかこ)さん。
キタキツネの生態学と、キツネが人にうつす寄生虫・エキノコックス疫学を専門に研究しています。
2025年2月23日放送の「したっけラジオ」で、MCの満島てる子と、HBCアナウンサー・森結有花が、3つの質問でお話を聞きました。
池田さんはキツネの研究者であり、グラフィックデザイナーでもあるんです。
実際に池田さんが手がけたチラシを見せてくれました。
池田さんは、北海道大学のCoSTEPという、科学技術コミュニケーションを教育研究する部門に所属しています。
北大で行われているいろいろな研究を紹介する「サイエンスカフェ」という取り組みがあり、池田さんはそのチラシを作る実習を担当しています。受講生と一緒に作る場合もあれば、池田さんやほかの指導教員が作ることもあるそうです。
たとえば「面白くて眠れないくまの話」というテーマのチラシでは、クマがベッドの上で本を読んで夜ふかしをしています。帽子までかぶっていて、かわいらしい…。
こうしたイラストベースのものもあれば、写真を使ったデザインもあります。