旭川市の野菜農家、守屋大輔さんは、冬場に出荷するホウレンソウに加え、昨シーズンから『ケール』の栽培を始めました。
独自に栽培研究も重ね、地元スーパーだけでなく、北海道外にも出荷しています。
「栽培作物を守るために、暖房を使うことは一切していない。暖房の燃料代はかかっていない」
夏場は主にトマトを栽培している守屋さんは、冬野菜の栽培を始める前は、旭川市内でアルバイトで仕事をする生活を送っていました。
「一年中、農業をやったほうが自分の力になると思った。アルバイトをやっているときに比べたら収入はぐんと上がった」
冬は虫も出ないし、病気の心配も少ない。
そして成長が止まっているため一気に急いで収穫する必要がない。
冬栽培ならではのメリットも感じています。
今後は規模を拡大して、夏場だけに採用している従業員(約10人)を全員、通年雇用したいと考えています。
旭川市中心部の『はれて屋台村』で、無農薬野菜などを使ったカレーなどを提供するYgeia(イギア)の吉原栄佑さん。
去年の末に、期間限定で『ケール』を使ったメニューを提供しました。
「旭川で店を構えている僕からすると、旭川でとれたものを旭川で、自分のお店で消費したい。すごくいい経験になったし、これからも継続してチャンスがあればケールを使ったメニューを提供していきたい」
極寒の大地から新たなブランドへ―。新野菜『ケール』の期待が高まっています。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年2月3日)の情報に基づきます。
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