2025.03.07

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ケールが「甘~い野菜」に!北海道の冬に育つとこんなにおいしい様々なメニューも

極寒で暖房なし…だけど育つ秘密は

時には、マイナス20度を下回る気温になる、極寒の上川地方で、どうして暖房がないのに、野菜を育てられるのでしょうか。

上川農業試験場・精算技術グループの野田智昭研究主査が教えてくれます。

「ハウスの外張りが二重で、内張りがあるという構造になっている。ケールの周辺は2℃から3℃くらいあると思う」

ハウスは、外側は二重構造、内張りもあり、さらに、トンネルの中で栽培することで、日中に太陽で温まったハウスの内部を、極力冷えないようにしています。

そして新たな発見もありました。

「冬に栽培すると、ケール独特のえぐみ、青臭みが本当になくなる。甘みが本当に乗ってくるのも驚いた」

ケールは、寒さに負けないために水分を減らし、糖分を蓄積。その結果、サラダにしても、日本人の舌にあう野菜に仕上がったのです。

上川農業試験場は去年、『ゆきあまケール』としてブランド化。

今シーズンは葉物野菜が高騰するなか、暖房代ゼロで、流通経費も安い地元の"冬野菜"に、野田さんは、十分な競争力があると自信をのぞかせます。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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