2025.03.07

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ケールが「甘~い野菜」に!北海道の冬に育つとこんなにおいしい様々なメニューも

真冬の寒さが特に厳しい北海道上川地方で、苦~いイメージの野菜が大変身。

新たなブランド野菜誕生への取り組みを追いました。

縮れた葉っぱは、青汁の原料でもある葉物野菜『ケール』。
苦い味のはずですが、噛むと甘みが出てきて、苦みやエグ味がないんです!

その美味しさの秘密は、画期的なビニールハウス。
冬場にあるはずの"あの"設備が、ありません。

寒さが厳しい土地で、常識を覆す野菜栽培に注目です。

青汁のイメージが覆る?

真冬の北海道旭川市中心部の屋台村で、期間限定で行われた『ケール』を使ったフェア。

『ケール』は、キャベツなどの原種とされる葉物野菜で、ヨーロッパではよく食べられています。

栄養価が非常に高く、野菜の中でも栄養価が高いとされているブロッコリーと比べても、カルシウムは3.9倍、β‐カロテン(ビタミンA)は4倍、マンガンは4.4倍もあります。

しかし、日本では独特のエグ味や青臭さのため、青汁の原料のほかは、ほとんど普及していません。

このフェアで出されたケールは実は、真冬に地元・旭川市で収穫されたものなんです。

青汁のイメージとは違い、適度な甘みもあって、サラダにもよく合う『ケール』。

Ygeia(イギア)吉村栄佑代表は「一度食べたときに、茎までおいしかったので、一口大に切って、そのまま食感を楽しんでもらえたらと開発した」と話します。

開発の現場は、あのブランド米『ゆめぴりか』を生み出したことでも知られる、上川農業試験場です。

ハウスの中には青々としたケール!
でも、冬のハウスにありそうな設備がありません。そう、暖房がないんです。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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