そんなミルクのオープンを心待ちにしていたアーティストも!
それは、当時はまだ、藤女子大学に通う学生だった、シンガーソングライターの中島みゆきさんでした。
店主 前田さん:「2月に工事を始めて、3月に中島さん卒業で。『2週間ぐらいでできるよ』って言っていたら、10月くらいまでかかって。中島さん2回ぐらい来たんだけど、卒業して帯広帰っちゃった。その後、店できてから何回か来てくれて」
中島みゆきさんはデビュー前、重和さんが仲間と開催していたライブに度々出演し、音楽仲間として親交があったそう!
そして、中島みゆきさんの曲の中にはミルクを舞台にした歌があると言われているんです!
♪ミルク32「ねえ ミルク またふられたわ」「ちょっと、飛ばさないでよ この服高いんだから」…
店主 前田さん:「3枚目ぐらいのアルバムのときに突然、“ミルク32”っていうのを書いていて。本人から聞いてないし、どうやって作ったのかも知らない。お客さんがこんな歌入ってるよって。32で年だとしたら、僕あの頃30だから、ちょっと年違うぞって。人の年間違えたか?って…」
本人から歌について直接聞いたことはなく、ミルクを舞台にしているという確証は、ずっと持てずにいました。
しかし、今から17年ほど前のラジオで中島みゆきさんが曲についてこんなことを…!
店主 前田さん:「僕がちょうど60になったとき、中嶋みゆきさんが『もう還暦だ!』って言って、『今度は“ミルク60”歌わなきゃね』と言っていた」
この一言が決定的となり、今でも中島みゆきさんのファンにとってミルクは聖地となっています。
そんな中島みゆきさんがミルクに来ていたときに飲んでいたのが…「ホットココア」
ミルクのココアはよくかき混ぜることがポイント!
最低でも200回はかき混ぜることで、まろやかな口当たりを実現します。
そして仕上げにはたっぷりのホイップクリーム!
優しい甘さで、クリーミーな味わいです。
お客さん:「上のクリームがとても濃厚で体温まる感じで美味しかった。」「美味しい。ホイップクリーム乗っててなめらかって感じ。」「安心する味。安心感ある」
そしてこのココアと一緒に多くの人が注文するのが…「ジャンボチーズトースト」
実は、お店のフードメニューは1品のみです。一体、なぜ?
店主 前田さん:「厨房が狭くてナポリタンとか作れるスペースがない。油を飛ばすとコーヒーとかに影響があるので油飛ばしたくないとなると、もうトーストしかない」
だからこそ、一つ一つ丁寧に作り上げています。
店主 前田さん:「厚さ指定して切ってもらってます。2.5センチで2枚っていうのがね、今の形で収まった形。味変わりますからね。」
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