写真の整理、していますか？6歳だって「懐かしい」こうちゃんがウルウル！？思い出の大切さと愛おしさにほっこりした日【室谷香菜子のいっくじ日記#12】

6歳の「懐かしい…」

聞くと、私が歯磨きをしている間に棚から懐かしい『思い出ファイル』を見つけたそう。

中には乱雑に、これまでに保育園で作ったイベントの制作品や、誕生日にもらったカードなどが入っています。

「ママ忙しそうだけど、これを寝る前に一緒に見たかったんだよ」

平日の夜は、帰宅してからソファには座らず寝かしつけまでスムーズに終わらせたい、といつも思っている私。

でも、そんなこうちゃんの言葉に、私もファイルから出てくる懐かしい品々が気になって、横に座って一緒に見てみました。

普段はほとんど見返さない「思い出ファイル」。

「こうちゃん、こんなに小さかったんだね！」と言いながら横を見ると…泣いている！？

少し目をウルウルさせながらこうちゃんが一言。

「懐かしい・・・」

そうか。こんなに小さくても「思い出」は宝物だよね。

私が青森の実家に帰ると、もともと私の部屋だった場所の古い棚に、アルバムが20冊くらい並んでいます。

年に数回家族が集まるとそのアルバムを開くのが恒例。

「なにこの髪型～！」と当時の両親のヘアスタイルを見て笑ったり。

「じいちゃんばあちゃんも若いね」と家族旅行の集合写真を懐かしく見たり。

「このお揃いのワンピースは手作りだよ」なんて話を聞くと、私は愛されて育ったんだなと、心がほっこり満たされます。

ウルウルこうちゃんを見てそんなことを思い出しながら、いつもならもうとっくに布団に入る時間だけど…。

「こうちゃん、こんなアルバムもあるんだよ」

そう声をかけて、棚から引っ張り出しました。