2025.03.01
暮らす企業側も、働きやすい職場環境を作ろうと、これまでに全国199社がプロジェクトに参加しました。
プロジェクトに参加した企業の1つが、道南ラルズが運営する、函館の『スーパーアークス戸倉店』です。
店のリニューアルにあわせて、試験的にレジにイスを導入しました。
レジを打つ時は、これまで通り立っていますが、客が途切れるとイスに座ります。
店員からは「だいぶ足も楽になりました」と好評の様子。
“座ってイイッスプロジェクト”がデザインしたイス。
小さな座面に浅く腰掛ける形で、立ち上がるときもラクラクです。
イスの導入を、買い物客はどう見ているのでしょうか。
「何とも思わない。違和感ないです」
以前、レジの仕事をしていたという女性は、自身の体験を重ねてこう話します。
「ちょっと腰掛ける所があればな…と昔思っていた。今そういうのが出来て、うらやましい」
イスがあることで、長く働いてもらえることを、店側は期待しています。
スーパーアークス戸倉店の金濵泰明店長は「『膝が痛い』、『腰が痛い』、『立ちっぱなしはきつい』と、退職する人が結構いましたので、今回イスが導入されて職場環境がすごくよくなったと思う」と話していました。
道南ラルズでは、4月からさらにもう1店舗でイスを導入する予定です。
そして、この動きは札幌でも…。