2025.02.19

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職場で意見を求められると緊張してうまく伝えられない…どうしたらいい?【お悩みコラム#79】

はーい皆さん、ごきげんよう!満島てる子です。

突然だけど、みんなは仕事楽しんでる?
あたしはね、正直そうでもない。←

ライター・満島てる子

……いやね、働くのが嫌いだとかそういうことではないんだけれどさ(じゃないと週6でお店できないわよッ!)。
自分のジョブと向き合う中で、周囲とうまくやり取りする難しさを感じたり、自分自身の非力さを思い知らされたりって瞬間が、やっぱりどうしてもあったりもして。
すんなり「仕事楽しい!」と即答できるかというと、迷うところもあったりするのよねぇ。

読者の方々も、そういう仕事にまつわるしんどい経験って常日頃、どうしても起こるんじゃないかしら。
今回は、そんな経験の一種に苦しめられている方からのお手紙です。

読者のお悩み:職場で意見を求められると緊張してうまく伝えられない…どうしたらいい?

あらぁこりゃ大変。あたし思うんだけど、会議って本当にめんどくさいわよねぇ。
案外さ、話し合う前から出てくる結論がほぼ決まっていたりもして。
「何のためのミーティングなわけ?これ」ってなることもあったりしたなぁ。

……なんて、突然勝手なひとり語りから始めてしまいましたが。笑
まずはたてひよこさん、お手紙送ってくださり、ありがとうございます!

そうねぇ、意見を言うのが苦手なのかぁ。
仕事って結局、誰かとコミュニケーションを取ることではじめて成立するところがあるから(在宅ワークにしても、外部との何らかのやり取りは必要になっちゃうもんね)、自分の気持ちやアイデアを言語化して伝えるっていう作業からは、どうしても逃げられないものよね。

まして、たてひよこさんの就ている販売業のような、お客さんはもちろんのこと他のスタッフともスムーズに連携していかなければならない職種となると、さらにこの「言語化」には業務上のウェイトが置かれるようになるはず。
ううん、想像しただけで大変そう……。

あたしの本職である飲食店も、この点は似たようなところがアリアリ。なのでいつもスタッフには、言葉のレパートリーや語りの型を増やしていくことの大事さを、不器用ながら店長としてなんとか伝えようと四苦八苦しています。

わが家のお花コーナーシリーズ。多年生植物「サンダーソニア」の花言葉は"祈り"。

ちなみに、言語化ってことで考えると、このワードについては最近「大事だ」「必須スキルです」なんて文言付きで、YouTubeやら啓発本やら、いろんな場面で売り文句として気軽に目にするようになった気がしませんか?
でも、それこそ「口で言うのは簡単」で。

じゃあそうした情報をキャッチしているらしいみんなが、満足に自分の気持ちを言葉に落とし込むことができているのかというと、なかなか現実は様子が異なりますよね。
少なくともあたしは自分の周囲を見渡すと、おのれについても含めてそう感じるの。

(「お金を増やす方法!」なんてのはよく見かけるのに、お金持ちには滅多に出会わない、って現象に近しいというかね。)

「どこどこでいついつ、〇〇について話し合おう〜」なんて、準備時間が与えられているパターンならまだしも。
大概のコミュニケーションは突発的で、即事的で、触発的です。

働く上で他者に伝えなければならない意見だって、タイミングを見計らう余裕も言葉を練る暇だってあまりないままに、いきなり「あのさ」と話さなきゃいけなくなったりする。
あるいは、そのいきなりさに戸惑って、結局「まだちゃんと言う心づもりができてないかも」とおのれの考えをしまいこみ、口をつぐんでしまったりすることも、人によってはあるかもしれない(この点、たてひよこさんの「的外れな意見を言って、周りに軽蔑されるのが嫌」って気持ち、痛いほどよくわかるのよね)。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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