2025.02.22
育む子どもだけでなく大人も楽しめる絵本を、絵本セラピスト協会認定「大人に絵本ひろめ隊員」、そして2児の母でもある、HBCアナウンサーの堰八紗也佳(せきはち・さやか)がご紹介します。
札幌から車で約45分。 子ども室内遊戯施設 はれっぱ(南幌町) は、2023年5月のオープン以来、大人気の施設!
施設内は有料の遊戯エリアと無料の休憩エリアに分かれています。
そしてその無料の休憩エリア内に はれっぱ えほん館 がオープンしました。
南幌町内で唯一の絵本屋さんです!
子どもたちの笑顔が広がる場所『はれっぱ』のパワーアップした魅力をご紹介します。
はれっぱ内の遊び場についてはこちらで詳しく解説!
▼1000平米の屋内遊具が300円で遊び放題!札幌近郊に新スポット「大人にも配慮」がうれしいあそび場「はれっぱ」【渕上パパが行く、公園ブラボー#12】
「室内の遊び場」ということで、寒い北海道の冬には特にありがたく、我が家も何度も利用しています。
そのたびに「やっぱり良い!わざわざ札幌から行く価値ある!」と思わせてくれる施設です。
思いっきり身体を動かせる大型遊具はもちろん楽しいですが、私のおすすめは、 東京おもちゃ美術館の監修である 木育ゾーン 。
さまざまな木の玩具や絵本があり、小さい子も落ち着いて座って遊べます。
町民から寄贈してもらったという 「みんなの思い出絵本」 の棚も、心あたたまります。
そして、利用料金は驚きの安さ。
町外の子どもでも300円(町内100円)、大人は無料 です。
しかも時間制限もなく、 営業時間内(10時~18時)であれば、出入り自由!
ゲートを出ると、すぐ目の前が休憩エリアです。
“子どもとずっと一緒に遊ぶのが体力的に辛い”という、私のような大人にありがたい!
子どもたちの遊び相手はパパに任せて、ママだけカフェタイム…なんてこともできちゃうかも!
いや、仲良く交代制でお願いします(笑)
ここからは、無料の休憩エリア MINAすまいるゾーン を大公開!
カウンター席・テーブル席・ソファー席と、約50席もあるゆったりとした空間は、みんなの憩いの場。
休憩エリアの入口にドトールがあるため、「買わないと入れないのかな?」と思いがちですが、 飲食物は持ち込み自由 です!
お弁当を持ってきている家族も多く見かけます。
ドトールのメニューにある 全国初の“キッズカレー(おもちゃ・ジュース付き)” も魅力的!
カレー好きの長男は、とても喜んでいました。
そんな休憩エリアでひときわ目を引くのが、壁一面の本棚!
2024年12月にオープンした、 南幌町で唯一の絵本屋さん「はれっぱ えほん館」 です。
コンパクトなスペースですが、ラインナップを見て思わず「おぉ~!」とうなりました。
すぐに売れそうな最新の絵本や話題の絵本だけでなく、人生で一度は読んでほしい隠れた名作やベストセラーまで約800冊。
とても良いバランスで厳選されています。
大型書店だと迷って決められないという人は、この中だけで十分素敵な絵本に出会えること間違いなし!
館長の田中めぐみさんは「絵本は売り物ですが、大切に扱ってもらえれば、ぜひ手に取ってお席で自由に読んでいただきたいです!」と話します。
小さな子でも手の届きやすい高さにある棚!多くの子どもたちが、気になった絵本を手に取って、うれしそうに読んでいました。
読み聞かせをしている親子もいましたよ。
心温まる絵本との出会いを、はれっぱで是非どうぞ。
【取材協力】
南幌町子ども室内遊戯施設「はれっぱ 」
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文|HBCアナウンサー 堰八紗也佳
HBCラジオ「清かなる朗読」(月曜あさ4時30分~)、Instagramも更新中!
編集:Sitakke編集部あい
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