キュートなネーミングのスイーツは、芽室町のピーナッツを使ったソフトクリームのこと。この夏一新した「めむろ新嵐山スカイパーク」で、7月15日にお目見えした。
実は芽室町、道内一の落花生の産地。4年前から本格的に栽培を始め、現在は若手農業者集団「メムロピーナッツ」に所属する13戸の農家が丹精込めて育てている。落花生を使った商品開発も盛んで、今回は観光振興を目指すめむろ新嵐山スカイパークと意気投合。オンリーワンのソフトクリームづくりが始まった。
寒暖差と良質な土のおかげで甘味を存分に蓄えたピーナッツは、絶妙にローストして香ばしさやコクを引き出した。帯広の人気ジェラート店「ウエモンズハート」の協力で、新鮮な生乳もたっぷり。おいしさはお墨付きだ。
「芽室のピーナッツを知るきっかけにしたい。ぜひ嵐山に遊びに来てください!」と声をそろえるメムロピーナッツ代表の藤井信二さんと、めむろ新嵐山スカイパークの小池翔子さん。食も、遊びも。芽室の新たな魅力を見つけに、まずはドライブに出掛けよう。
住所:芽室町中美生2線42
電話:0155-65-2121
営業時間:10:00〜17:30(LO) ※ソフトクリームは1階ファーマーズベースで販売
定休日:なし
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◆おでかけスイーツ部 十勝のスイーツを求めて、Chai編集部が各店を訪問する連載企画です。
※フリーマガジン「Chai」2021年9月号より。
※撮影/辰巳勲。写真の無断転用は禁じます。