当時の看板メニューは味噌ラーメン。
創業者の秀夫さんが自信を持って作るメニューです。
秀夫さん:「月見軒っていうラーメン屋があった。そこでラーメン作ってた。最高の味だな。」
秀夫さんは元々ラーメン店で修行していてその経験を生かし、作られたこのラーメンは創業当時から今もなお、提供し続けているメニューです。
そんな普通の食堂だった「マルトマ食堂」がホッキカレーを始めたのは、常連客からの一言がきっかけでした。
創業して25年ほど経った、1995年ごろ…
新メニューに悩んでいた秀夫さん…ある思い出の味が蘇ってきました。
それは…1960年、秀夫さんがまだ中学生のころ。
漁師を営む友達の家に遊びに行ったときでした。
出てきたのは漁師の家、オリジナルのホッキカレー。
新鮮なホッキ貝をふんだんに使った、まさに「漁師めし」です!
あの頃食べたホッキカレーを思い出し、秀夫さん流にアレンジしました。
こうしてホッキカレーが誕生したのです。
その後、次第にメディアでも取り上げられるようになり、今では苫小牧市内で約16店舗がホッキカレーを提供。
苫小牧名物の一つにもなっています。
秀夫さん:「出したら喜んで食べてた。おかわり!っていう人もいるし。手抜いたらダメ」
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