HBCテレビ「今日ドキッ!」より、選りすぐりの情報をお届けします。
1万円好きにお買い物していいので…お買い物について行ってイイですか?
買い物について行かせてもらい、その方の人生模様を探る“お買い物ドキュメンタリー”。
取材に協力してくれたのは、イオン札幌桑園ショッピングセンター。
一体、どんな人たちが、買い物に来ているのでしょうか。
えりこさん:「今日はたちをポン酢で食べようかなと思って。」
えりこさん:「おとといも食べてて、子供も好きで。3年前に移住してきたんですけど、北海道来てから、子どもも たちにハマってて…」
撮影にご協力いただいたのは、市内にお住まいのえりこさん。
ご主人と4歳と3歳のお子さんの4人家族です。
スタッフ:「その4歳と3歳の子がたちを食べると?」
えりこさん:「食べます。本当に、ポン酢で。お鍋とかじゃなくても、ポン酢で。」
コロナ禍をきっかけに東京を離れ、3年前に家族で北海道に移住。
実は移住先の札幌は、えりこさん夫妻にとって、ゆかりのある土地でした。
えりこさん:「私と主人が北大なんですよね、出身が。6年間いたので…」
えりこさん:「ちょっとラムを買います。ラムも大好きで。本当ににおいしいです。」
えりこさん:「こんなことないですよね、北海道以外でこんなラム売り場」
スタッフ:「ちなみにどういうお仕事されていらっしゃいますか?」
えりこさん:「私は医者なんですけど、病理医っていう細胞を見て病気を診断する仕事をしてます。」
病理医とは、組織診断を専門とする医師のこと。
患者さんと直接会うことは少なく、顕微鏡を使った細胞・組織の観察や、解剖などを通じて病気の原因を突き止めるのが主な役割です。
医者になるのはいつからの夢だったのか聞くと…
えりこさん:「小学校の卒業アルバムにはお医者さんになりたいと書いてあって。死というものが怖い子だったんですね。自分だけじゃなくて、大事な人が失うことも。で、毎日泣いてたんですよ。怖くて。で、なんで死ぬんだろうって。」
えりこさん:「なんで大人は死について考えないんだろうって思ってたんですよね。どんどん大きくなるにつれて、泣く日が減っていって、私も考えなくなっちゃうのかなと思って。命というものを何か忘れない職業ってなんだろうって思ったときにお医者さんかなって思って目指し始めて…」
ここで、えりこさんの買い物が終了!
合計金額は…
1万739円!
1万円を超えた差額分はご負担いただきました。
最後に、えりこさんの目標を聞いてみると?
えりこさん:「日本一生活を楽しむママ病理医になる、ですかね。周りにいる人が幸せになってほしいから。それはやっぱり自分が楽しくないと と思ってて、近くにいる人みんなを幸せにしたい。」