2025.02.08

暮らす

本当に寒いときの避難所の「進化」とは「我慢」しないで健康に過ごすために大切なこと

健康的な避難所に必要なのは「TKB+W」

演習を指揮した根本教授は、健康を損なわない避難所作りの必要性を強調します。

それが「TKB+W」の4つの要素をすべて満たすことにあるといいます。

Tはトイレ、Kはキッチン・食事、Bはベッド、Wはウォーム・暖房を指します。

そのひとつ、生活に欠かせないトイレ。
今回初登場したのが、こちらのラップ式のもの。

排せつ物を固めて臭いを消す薬剤と、水を入れて、ボタンを押すと…。

ラップごとぐーっと排せつ物が包まれていきます。
薬剤は固まり、袋状になったラップの中でゼリー状になっていきます。

一般的には屋外のプレハブ式やトレーラー式などがありますが…今の時期の北海道、マイナス10℃~20℃の地域もありますよね。

屋内との温度差が大きくなることで「屋外のトイレでもヒートショックを可能性がある」と根本教授は指摘します。

屋内にトイレを設置できることはそれだけ健康の不安が払しょくされることにつながるのです。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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