2025.02.07
出かける「恋愛感情と靴下の片方は、いつかなくなる」
こういった核心を突いてくるワードがいくつも登場します。
恋愛とは?結婚とは?といった価値観をめぐる会話や、松たか子さん演じる主人公・カンナの行動に、「私だったらどうするだろう?」「これは私もそうする!それわかる!!」など、自分の過去の経験や恋愛観を重ねたり比べたりしながら見てしまう時間もありました。
イライラが募ってケンカしてしまう感じとか、バラバラな朝食とか…。
すれ違うとき、噛み合わないときってこうだよなぁと突き刺さったり、会話のない生活のむごい感じもひしひしと伝わってきたり…。
そうかと思えば、2人が出会ってすぐのフレッシュでコミカルなやり取りは微笑ましくて、ずっと見ていたくなる時間でした。共感ポイントのほか、心がときめく“きゅんポイント”もたくさんあります。
でも、ストーリーが進むにつれて、切ない気持ちがこみ上げてくるのです。最後にも特に良すぎるシーンが待っていました。
本当に感情のバロメーターの移動が激しかったです。
最終的に見終わって思ったのは、結局「恋愛したいなぁ…」ですね。そこかい!笑
でも、それが素直な気持ちでした。笑