2025.02.07

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【映画レポ】「結婚して十五年目、事故で夫が死んだ」共感と切なさ…心揺さぶる物語 2025年2月7日(金)公開『ファーストキス 1ST KISS』

共感と切なさに号泣

HBCアナウンサー・佐藤彩

HBCアナウンサーの佐藤彩です。

温かい涙が頬を濡らす、という表現だとちょっと物足りないほど、いわば号泣で、映画を見終わった私の顔はぐしゃぐしゃでした。

自分の経験とリンクするように感じられて、涙のダムが決壊してしまいました。
こんなに涙もろかったのだろうか、と自分を疑いたくなるほどです。

切なくもあるけれど、愛が深くて素敵な作品でした。

もちろん感じ方は人それぞれですので、「泣ける映画です!」とは言い切らないですが、「中には共感と切なさに号泣しちゃった人もいる」と思ってみてください。

©2025「1ST KISS」製作委員会

作り手も演者も魅力的…その期待を裏切らない

もともとこの作品は、作り手さんも演者さんも魅力的な方々の名前が並んでいて、予告編を見てずっと気になっていた作品でした!

脚本は坂元裕二さん。映画『花束みたいな恋をした』でオリジナルの映画脚本を書き下ろし、『怪物』ではカンヌ国際映画祭脚本賞を受賞した、世界の第一線で活躍する脚本家です。
『花束みたいな恋をした』を見た方は、恋人とうまくいっているときの様子も、ダメになっていくときの様子も、きっと「わかるわかる!」という共感の嵐だったのではないでしょうか。

となると、この作品もまた、心をえぐってくるのだろうか?とほんのり思ってはいました。

さらに、監督は塚原あゆ子さん。その手腕が光った映画『ラストマイル』を思い出しても、期待感しかなかったわけです。

そして、映画はその期待を見事に裏切らない!

私の心には、グサグサと心に突き刺さるものがありました。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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