2025.02.11

暮らす

VHSが永遠に見られない?「亡き姉との最後のごはん」を収めた人も…あなたの思い出は

札幌市内の写真用品店カメラのキタムラ札幌・羊ケ丘通り店です。
2025年にビデオテープが見られなくなる可能性があることから、DVDにダビングするサービスを勧めています。

菅原高史店長は「ユネスコが、2025年になったら磁気テープが永遠に見られなくなるという警告を出した」と話します。

1980年代から90年代にかけて多く普及したVHS。
それから数十年…VHSの耐用年数は約20年とされているため、映像が見られなくなってしまうことを、いわゆる「2025年問題」といいます。

菅原店長によると、VHSは必ず見られなくなるわけではなくて、磁気テープの耐久性から考えて、2025年以降見られなくなる可能性が高くなってくるといいます。

「多い人では100本単位で注文する方も増えていて、特にホームビデオで撮影されている子どもの大切な思い出の記録を残したいという方が来店する」

街の人にVHSの思い出を聞いてみました。しかし20代ともなると…

「VHS?わかんないっす」

「紙がグルグル回っているやつですか?小さいころ使ったような使っていないような…」

VHSの存在をほとんど知らないようです…。30代以降は?

30代
「小さいころ、ドラえもんとかを録画してもらって見ていた記憶はある。習い事に行っていたら見られなかったので親が録画して家帰ってから見ていた」

70代
「孫の小さい時の映像とか、保育園に行っているときの運動会とかお遊戯会」

50代
「家にビデオデッキがまだ残っています。最近はあまり稼働はしていないですけど、昔のテープはたまに見る。若いころに録画したアニメとかバラエティー番組。自分がチャンネル権がないときは録画してあとで見返したりとか」

70代
「昔は子どもたちの記録をするのに撮影したものがあった。最初に買ったのがこういうカメラをショルダーに乗せて、出かけて撮っていると『カメラマンですか』と言われました」

失いたくない思い出の詰まったVHS。なかにはこんな人もいました。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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