2025.02.06
食べるうるち米をつぶして、もちのような状態にしたものに、味噌ダレをつけて食べる郷土料理です。
もはや「おやつ」なのか、謎ですが…(笑)
真空パック状態のものを購入し、山でお湯を沸かして温めて食べました。
疲れた体に塩気が染み渡ったのを覚えています。そして米の自然な甘さにもホッとしました。
③「炭水化物ましまし」と、④「手が汚れない」、⑤「洋より和」という条件に特に秀でておりました。
棒が刺さっているので、手が汚れずに済みました。
パンもよく持っていきますが、オススメは「レーズンパン」と「ようかんパン」です。
まずは、「レーズンパン」!
程よい酸味…。フルーツの水分で、口の中がぱさぱさにならない。
一口サイズなので、手軽にパクパクいけます。(写真、下品ですみません)
北海道のご当地パン「ようかんパン」です。
カスタードとクリームが入ったパンの表面に、ようかんがコーティングされています。
私は反対にしておりますが、舌側にようかんをつけて食べると、より甘さをダイレクトに感じられておいしいそうです。
長野県の山小屋で販売されていた「揚げパン」も最高においしかったですが、喉がカラカラになりました。これは登りながら道中で食べるより、山小屋でしっかり休憩しながら食べる用ですね。
メロンパンは、めちゃくちゃおいしい。それは当たり前なのですが、クッキーの部分がぺしゃんこに潰れてしまうのと、食べている最中にボロボロ崩れて、少し食べづらいのがネックです。
今回は、登山するときにいいもの…という条件で、色々と物申しましたが、他のおやつも含めてもちろん、すべておいしかったです!
ただでさえ、おいしいものが多い日本で、ただでさえおいしく感じる山での食事…。
力がみなぎるものを作ってくれる生産者さんたち、それを加工するメーカーの方々、運ぶ方、売ってくれる方、一緒に食べる仲間たち…すべてに感謝です。
次はワールド編?いや、宇宙食編もいいなあ!!
こんなことをやっていたら、登山ダイエットは無理です。
しかし私は瘦せるために登山をしている訳じゃない。幸せになるために登山をしているのです。
大好きなおやつを、大好きな空間で、おいしく食べる。これ以上の幸せはありますか?
ウェルビーイング!
※北海道の山に登るときは、クマについても知っておきましょう。「クマに出会ったら」「出会わないためには」の基本の知恵は、HBCのサイト「クマここ」で、専門家監修のもとまとめています。
連載「堀内美里の言いたいことは山々ですが」
北海道生まれ北海道育ち。生粋の道産子であるHBCアナウンサー・堀内美里が、趣味である「登山」と「山ごはん」を紹介します。
初めて登山をする方は、まずはこちらの記事から:「初めて登山をするあなたへ」
文:HBCアナウンサー・堀内美里(ほりうち・みさと)
北海道生まれ・北海道育ち。2021年入社。24年10月からHBCラジオで「言いたいことは山々ですが」(毎週金曜午後5時45分~6時半)スタート!HBCテレビでは「グッチーな!」「ジンギス談」「吉田類 北海道ぶらり街めぐり」「大江裕の北海道湯るり旅」などを担当。登山歴4年。おいしくごはんを食べるために山に登っています。登山の魅力はインスタグラムでも発信中