2025.02.06
食べるやっとこさ、本題です。
ここからは47都道府県のおやつを山で食べてみて感じた、「山にふさわしいおやつ」を考察します。
(いつか山おやつを開発したいなあ〜なんて思っています。30歳になるまでに、山おやつ開発という野望ができました。協力してくれそうな方いればご連絡ください(笑))
まずは、山に持っていくのにふさわしい特徴をあげてみました。
①「持ち運びやすい」
持ち運ぶ間に、リュックの中でボロボロにならないこと。
クッキーや、せんべいは割れてしまうことが多かったです。
平べったくなくて、表面積が小さく、角がない円形のものがベターかもしれません。
②「水分が多めのもの」
登山中は汗をかいて、体が水分を欲している状態です。
サクサクより、ふわふわ!水分多いことを考えるともちもち系!
口の中の水分がもっていかれないものをおいしく感じました。
③「炭水化物ましまし」
「山おやつ」はエネルギー補給の観点からみても大切。
食べた気がしっかりする炭水化物が含まれていることは重要です。…糖質0は敵!?
④「手が汚れない」
いちいちウェットティッシュを出すのも面倒。表面がコーティングされていたり、おやつ自体に手を触れずに食べられたりするものが便利でした。
夏場のチョコレートは、べとべとに溶けてしまいました。
⑤「洋より和」
超個人的な意見です。
和菓子のほうが優しい甘さのものが多いのと、水分量が多いと感じました。
体にすっと入って、栄養になりやすい感覚。
チョコレートよりも、あんこのほうが、それを感じやすかったです。
以上の5つが、山おやつを選ぶ際に重要と感じたポイントです。
これを絵にすると…
…大福やん!!!!!
もしくは、まんじゅうやん!!!!
一周回って原点に。
原点にして、頂点ですか。
やっぱり、色んな人がもっていくスタンダードなおやつは理にかなっているんですね。
私の好みが入った5つの条件でしたが、みなさんはどんなものを山に持っていきたいですか?好きなご当地おやつはありますか?
次回の記事では、実際に「山で食べてよかったおやつ」をご紹介します。
47個のおやつから厳選した、ベスト3です!
【後編:47都道府県のおやつを食べ比べ!「おいしかったベスト3」を登山好き目線で選んでみた】
※北海道の山に登るときは、クマについても知っておきましょう。「クマに出会ったら」「出会わないためには」の基本の知恵は、HBCのサイト「クマここ」で、専門家監修のもとまとめています。
連載「堀内美里の言いたいことは山々ですが」
北海道生まれ北海道育ち。生粋の道産子であるHBCアナウンサー・堀内美里が、趣味である「登山」と「山ごはん」を紹介します。
初めて登山をする方は、まずはこちらの記事から:「初めて登山をするあなたへ」
文:HBCアナウンサー・堀内美里(ほりうち・みさと)
北海道生まれ・北海道育ち。2021年入社。24年10月からHBCラジオで「言いたいことは山々ですが」(毎週金曜午後5時45分~6時半)スタート!HBCテレビでは「グッチーな!」「ジンギス談」「吉田類 北海道ぶらり街めぐり」「大江裕の北海道湯るり旅」などを担当。登山歴4年。おいしくごはんを食べるために山に登っています。登山の魅力はインスタグラムでも発信中