経験者の中には、大変な思いをした経験から後悔している人も少なくないようです。
【回答者からのコメント】
・「田舎の不動産は相続されても大きなお荷物! 手放したくても売れない!生涯背負う事になり頭を抱える事になった」
・「口座登録印が何口もあり大変だった」
・「父の死後、異母兄弟との話し合いが難航したため裁判所での調停をすることに。その過程で予期していなかった相続税が判明したが、調停の長期化により相続税の納付期限に間に合わず、一時的に全額支払うことになりました」
以前、Sitakke編集部が取材した「終活マイライフ」理事の西藤博子さんによると、北海道で相談が多いのが「漁業・農業を営む親の機材のリースやローン」と「空き家」の2つ。特に道外への転出が多い北海道では「空き家」が思わぬ相続問題を生むケースもあるのだそうです。
”お金持ち”じゃない方が相続は大変!?北海道民ならではのトラブルパターンも【親の「終活」を考える#3ー①】
親の終活で「しておいてよかった」と思うことを3つまで選んでください。
約6割の人が「財産や金融資産、重要書類は事前に把握しておくべき」と回答。生前のうちに確認しておくことの大切さが、この結果からもよく分かります。
【回答者からのコメント】
・「財産や保険状況の把握など、事前に知っておくことで亡くなった後の手続きをスムーズに進める事ができました」
・「資産が把握できないと、そもそも相続手続きが全然進まない」
・「銀行や保険、年金の手続きがとにかく多いので、必ず把握しておいた方がいいです」
自身の親の資産額を把握している、または相続の予定がある場合は、おおよその資産額を選択してください。(現金資産および不動産、土地、貴金属類などの有形資産も含む)
こちらの質問では、意外にも半数以上が「1001万円以上」と回答するという結果に。遺産といえば巨額の預貯金や不動産など、ついわかりやすいものを想像しますが、腕時計や貴金属類など、思わぬところから高価なものが出てくるかもしれません。特に近年は「安全資産」と呼ばれる金の価格は高騰しており、親世代が購入した時よりも高価で売れる可能性を秘めています。
親の生前整理で貴金属が出てきた場合、どこに相談したら良いのでしょうか?
札幌であれば、駅前通りに店舗を置く「宝石の玉屋」(札幌市中央区北2条西3丁目)で貴金属に関する相談を受け付けています。
同店は1953年(昭和28年)創業の老舗。国内トップクラスの貴金属取引を誇る田中貴金属工業の貴金属ジュエリーリサイクルシステム、「RE:TANAKA」の登録店として数々の実績を誇っています。
同店では貴金属・ジュエリー製品全般、貴金属を使った工芸品、記念メダルやコイン、さらにはジュエリーの切れ端まで、丁寧な査定で買い取りしています。