「終活」という言葉がめずらしいものではなくなった、人生100年時代の今。
大切な人だからこそ、「最期」や「いなくなったあと」を想像することはどうしても後回しにしてしまいがち…。
だけど、大切な人だからこそ、大切に考えたい、大切なことが「終活」には詰まっています。
連載「親の「終活」を考える」では、Sitakke編集部も自分事で「親世代の終活」に向き合います。
親の終活に向き合うとき、避けては通れないのが「お金」の話です。
前回のアンケートでは、「親の終活でやっておいてよかったこと」として約6割の人が“資産の把握”をあげています。
親との死別を経験した538人のホンネ“親の終活”で「やっておいて良かったこと」や「困ったこと」とは?【親の終活を考える・アンケート編】
子どもに資産を残したい、親の資産を無駄にせず大切にしたい。
じゃあ、残せる資産ってなんだろう…?
不動産、株、現金…。そのカタチはさまざまです。
ただ、「投資」や「資産運用」となると、なんだか身構えて、何から始めていいかわからない…なんてなってしまいませんか?
そんなとき、資産の「カタチのひとつ」として、ある方法の相談に乗ってくれる心強いパートナーがいます。
札幌駅前、おなじみのこの人形に見覚えのある方も多いのではないでしょうか。
創業80年を超える「宝石の玉屋」。
ジュエリーなどのほかに、実は「金(ゴールド)」の取り扱いの歴史も長いんです。
金の輸出入が完全自由化された翌年の1979年から長く田中貴金属工業の特約店となっている「玉屋」は、1999 年には金地金年間販売量日本一を達成し 、現在も 60 社近くある
特約店の中でトップセールスを誇っています。
今回は、「終活」の大きなヒントにもなる資産としての「金」について、玉屋の泉研社長にじっくりお話を伺いました。
「金の投資」と聞くと…なんだかさらにハードルがぐーんと高そう…と思っちゃいませんか?
でも泉社長によると「実は今は30代から40代の女性の購入が増えているんです。親御さんとの二世代で一緒に来店されるケースも多いんですよ」とのこと!
お話を聞いていくと、Sitakke世代こそ一緒に考えたい、その合理性やメリットもたくさん見えてきました。