2025.01.30

暮らす

雪の“帳尻合わせ”がコワイ…除雪との付き合い方で冬が変わる?道具・服装・コツ「ベーシック編」【冬も大好き#7】

こんにちは!札幌市を拠点に、冬の暮らし全般に関する様々な調査・発信を行っている「ウインターライフ推進協議会」です。

私たちは、北海道に住む皆さん、そして北海道を訪れる観光客の皆さんに、安全・安心・快適に冬を過ごしていただきたい…こんな思いを胸に日々活動しています!

今回は、 「除雪のコツ」 をテーマに、2回に分けて「ウインターライフ推進協議会」・金田安弘(ニックネーム:やすシニア)がお伝えします!

まず今回の前編は、「除雪のコツ」のベーシック編です。

除雪はタフな冬の運動です

参考ページ:雪かきの体力科学

除雪で身体を動かすことには、2つの意味があることをご存じでしょうか?

1つ目は、除雪は重労働なため身体に大きな負担がかかること。

2つ目は、除雪は冬の運動不足を解消して健康づくりにとっても役立つこと。

この2つ、真逆ですよね。

まず1つ目について説明しましょう。

スコップを使った雪かきの平均的な運動強度は安静時の約6倍、普通に歩く時の約2倍のエネルギーを使います。

これはバレーボールとほぼ同じ。

スコップを一生懸命使った場合の運動強度はさらに大きく、テニスの運動強度と同じになります。

そう、除雪は全身の筋力を使うきつ~い運動なのです。

毎年、除雪中に腰痛や心臓疾患などを発症する方が沢山います。
時には除雪が原因で亡くなる方も…。

こわい!と思われるかもしれませんが、そんな除雪も「無理せず」やれば大丈夫!
安心してください!

2つ目は除雪のいい話。

冬ってついつい家にこもりっきりで、運動不足になりがちですよね。

運動器の機能が衰えて動くことが困難になる症状をロコモティブ・シンドロームと呼びますが、聞いたことはありますか?

「ロコモ」が進行すると、介護が必要になったり寝たきりになったりするリスクが高まります。
これを防ぐには、一定以上の強度の運動が必要とされています。

そこで登場するのが除雪。除雪は恰好の運動になるのです。

普通の雪かきを毎週30分やるだけで、最低必要な運動をほぼ満たすことができるのです。

除雪をすることで、雪が片付いて健康になれる、一石二鳥ですね!

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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