札幌市で「子ども食堂」ならぬ、「お父さん食堂」というイベントが開かれました。

ジューシーなソーセージに、ほっかほかの焼きそば、さらにコロッケ。
手際よく作っているのは、子育て中のパパたちです。

札幌市北区の集会施設で開かれたパパたちによる子ども食堂。その名も「お父さん食堂」です。

子どもたちと一緒に好きな具材を選んでサンドイッチに。

参加費は大人が300円、子どもは無料です。

イベントを開いたのは、札幌市や近郊に住む5人のパパでつくる子育てサークル「ここちち」。

パパどうしの輪を広げる目的で初めて企画し、約40人の家族連れが参加しました。

代表の岩渕聖矢さん(32)は1歳と4歳の息子、そして7歳の娘を育てています。

3年前にサークルを立ち上げ、家族で楽しめる流しそうめんのほか、父親向けの性教育の講座などを開いてきました。

パパどうしの交流が大切だと思うのは、以前勤めていた職場でのある体験があったからです。

「前の職場で育児が原因で心身に不調をきたし、休業したお父さんがいたのを聞いて、一緒に子育てをするつながりがあれば、何かできたんじゃないかなと思った」

活動でできた「パパ友」はイベントだけでなく、トラブルのときも頼りになる仲間。

子どもや親が病気になったときにお互いに助け合い、食事を届けるなど支えあっています。

「子どもと関わる時間は本当にかけがえがなくて、お父さんにとってはすごく幸せな時間。一緒に子育てを楽しんでいきましょう」

岩渕さんたちは、今後も2か月に一度「お父さん食堂」を開き、交流の輪をさらに広げていきたいと意気込んでいます。

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年12月19日)の情報に基づきます。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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