2025.01.30

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世界唯一!迫力のレースと動物園が冬でもまとめて楽しめちゃうスポット 「ふれあいの極意」を獣医師ママライターが解説|北海道・帯広市「帯広競馬場」

【獣医師が解説!】にんじんをあげる時に気をつけてほしいこと

お馬さんににんじんをあげる時には、大人も子どもも気をつけてほしいことがあります。

それは、 「にんじんの持ち方」「お馬さんの耳」
詳しく解説していきますね。

正しい&安全なにんじんの持ち方は

お馬さんににんじんをあげる時、ついつい指先でつまむように持ったり、人差し指をにんじんに添えて持っていたりしませんか?
実はこの持ち方、とっても危険です!

持ち方のポイントは2つ!

●おててはグー(絶対に指を出さない!)
●ふにゃっと曲がらない太めのにんじんを選ぶ

お馬さんの口は大きいので、間違えてにんじんと一緒に手までガブっとかじられてしまう可能性があります。

手をグーの形に握るようにしてにんじんをしっかりと持ち、ささっとお馬さんにあげるようにしましょう。
怖いからといってなかなかあげなかったり、届かない位置からあげようとすると、にんじんが欲しいお馬さんは焦らされて怒ってしまうことがあるので注意してくださいね。

一般の動物園や乗馬施設など、馬用のにんじんが売っていたとしても、安全な与え方をしっかりと教えてくれるスタッフが常駐していることは少ないのが現状です。

なので安全のためにも、ぜひしっかりと正しい持ち方を覚えておいてくださいね!

もしにんじんに対してガツガツきてしまうお馬さんがいたときには、潔く諦めて別の馬にあげる!ということも大切ですよー!

こんな時はすぐに離れて!お馬さんの耳にも注目

危険なサイン!馬が耳を後ろに向けて伏せることを「耳を絞る」といいます

正しいにんじんの持ち方をしていても、お馬さんにかじられてしまうことがあります。
それはずばり… お馬さんの機嫌が悪い とき!

お馬さんのご機嫌は、 「耳」で判断 できます。

耳がまっすぐ前を向いている状態が普通なのですが、写真のように耳が後ろ向きでちょっと伏せているようなときには「怖い」「不快」「怒り」などを感じているサイン。

こんなときには、にんじんを持っていなかったとしても、近寄っただけでガブっとされてしまうこともありますので、 まず近寄らない ことが大切です。

なかには、大丈夫そうな顔(耳)をしていても全然大丈夫じゃないときも…(私も過去に経験あり)

心配な場合にはまず大人が1本あげてみて、食べ方がやさしいお馬さんを選んであげてみるといいかもしれません。

また、機嫌は悪くないけどにんじんが好きすぎて、ガツガツと勢いよく食べに来てしまうお馬さんもいます。
絶対大丈夫と思わず、必ず大人がサポートするか近くで見守りながら、楽しくにんじんをあげてくださいね。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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