ちびっこからお年寄りにまで愛される札幌のドーナツ専門店「ふわもち邸」が12月、旭川市春光5条9丁目に新店舗をオープンしました。開店から約1カ月、連日数時間で売り切れる人気が続いています。
店を切り盛りするのは、札幌の本店で長年腕を磨いてきた旭川出身の村上学さん=写真=です。村上さんは専門学校への進学を機に札幌に移住し、卒業後はホテルでバーテンダーとして働きながらふわもち邸でも副業を経験。10年前に正社員として登用されて以来、製造はもちろん、数ある系列店の商品開発を担うなど、中枢スタッフとして活躍してきました。「食材の組み合わせ方は、バーテンダーの経験がかなり生きています」と振り返ります。
ふわもち邸のドーナツの魅力は、特徴的な軽さともっちり感。この食感は、ヒキの強い道産小麦の生地に、じゃがいもを練り込むことで生まれます。定番から旭川限定品など22種類のドーナツが並ぶ中、いちおしは村上さんが開発した「ほうじ茶マロン」。自家製のほうじ茶クリームにマロンクリームを合わせ、栗の甘露煮をごろりと包んだ一品で、香りの良さと食感の楽しさが自慢です。「比布町のかっぱの健卵を使ったドーナツも考案しました。今後さらに、いちごやブルーベリーなど近郊の果物を積極的に取り入れていきたいと思っています」と村上さん。
このほか道産の小麦粉や全粒粉で作ったパンや体に優しい素材を使ったおやつも販売。商品情報は同店のインスタグラム(@donutspan_fuwamochi)で紹介しています。
営業は午前10時から午後4時まで(売り切れ次第終了)。不定休。しばらくはドーナツとパンの購入制限を行っています。問い合わせは同店(Tel.0166-85-7015)へ。
※掲載の内容はライナーウェブ掲載日(2025年1月5日)の情報に基づきます。
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