今週も インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト に寄せられたみなさまからのお写真をご紹介します。(2025年1月13日〜1月17日ピックアップ分)
「きょうの1枚」は、〝お祈りモモちゃん〟です。
エゾモモンガは、ごちそうをたっぷりと食べた後、巣穴に戻る前に、顔やヒゲの手入れをすることがあるのですが、その時たまに、目をつぶっている写真が撮れることがあり、その姿が一心に何かをお祈りしているようにみえることから、〝お祈りモモちゃん〟と呼ぶことがあります。
しかしながら「きょうの1枚」は、そんな一瞬の出来事ではなくて、本当にじっと何かを祈っているように見えますね、しかもわずかに〝笑み〟を浮かべながら…。
そんな表情や、胸の前でギュッと握られた小さな手、そして光の加減など、すべてがかわいらしくて、見ているだけで癒やされますねー。
カメラに向かって「こ〜んな感じでいいんでしょ!」って、シマエナガが言っているような、そんな気さえする、見事な〝カメラ目線の首かしげ〟ですねー。
一般的に、草食動物は外敵が近くにいないかどうかがよく見えるように、目が顔の左右についています。
それに対して、肉食動物は、獲物との距離を正確に知るために、目が正面についています。
シマエナガは、鳥の中では、どちらかというと、虫などが大好きな〝肉食派〟で、目の位置は、顔の正面に近いところについていますね。
なので正面から見ると、目と目が左右に離れていなくて、かわいらしい表情●▲●に見えるのかもしれません。
外敵が近くにいないかどうかは、ひんぱんに首をかしげて上空を見上げて、いつも警戒をおこたりません。
でも「きょうの1枚」は、そんな〝うんちく〟を、まったく否定しちゃうような、〝カメラ用のポーズ〟にしか見えませんね…シマちゃん、実際はどうなの?