ついに発見!島牧村の山の中にポツンと一軒佇む宿、宮内温泉旅館です。
創業は約80年ですが、ここに温泉が見つかったのは江戸時代ということで、170年ほども前のことになるんだそうです。
スタッフ:「こちらのお宿の一番のウリってなんですかね?」
若女将 中田さん:「一番のウリはもう温泉ですね。温泉でのんびりしながら、島牧の幸を召し上がっていただくっていうのが一番かなと思います。」
早速、温泉を見せていただく事に…
若女将 中田寛子さん:「こちらが男湯になります。お湯の出ているほうが高温の湯。もう一つの大きい浴槽のほうがちょうどいい温度になってまして、いつまででも入っていられる温度になってます」
若女将 中田さん:「泉質は弱アルカリ性の高温泉になっております。美肌の湯でとても有名で、お風呂あがったあと、みなさんつやつやになって…とても心地良くて、体の芯まであったまる温泉になってます」
露天風呂も見せていただきました。
若女将 中田寛子さん:「男風呂からの景色はとてもいい景色なんですよ」
3日に1度ほど通うという常連の男性客は…
常連男性客:「あったまって家帰ってもポッポしてるんで、すぐ眠たくなりますね、ポッポして」
常連男性客:「とにかくこの雰囲気だよね。すぐ山見えて。足伸ばして一人でこうやってゆっくり入れるのがいいし…」
客室は、昭和を感じさせる和モダンな和室…昔懐かしさを感じる落ち着いたお部屋です。
そして、宿泊客に振舞われるお料理がこちら。
地元島牧産の食材をふんだんに使った夕食です。
若女将 中田寛子さん:「一番の自慢はこちらの特大の島牧さんのホッケの開きになります。大きさがだいたい30cmほどあって、とても大きいホッケの開きをご用意しております。」
その他にも、焼き物は島牧産のあわびやつぶ、しいたけ。
お刺身は島牧産のボタンエビとたこの頭、あわびがついています。
お鍋には、生でも食べられる新鮮な島牧産のたこを使ったしゃぶしゃぶ。
そして、揚げ物は、宮内温泉名物のひとつで「たらかま」、たらのあたまのから揚げです。
地元漁師さんから直接仕入れているという、島牧ならではの一品です。
料理は季節によって変わります。
夏はうに、春にはサクラマスなど、旬の味を味わえる料理になっています。
今回で2回目の宿泊という札幌の男性に宿の感想を聞きました。
宿泊男性客:「お魚料理がメインなんですけど、煮つけとか、お刺身を出してくれる。とてもおいしいです。料理と温泉がよかったんでもう一回来たいですね」