平塚さん:「ダンプレは楽器を演奏しながらダンスをする。北海道独自の演奏スタイルです」
「ダンプレ」とは、「Dance & Play」の略称。
全員が全身を使って踊りながら楽器を演奏する吹奏楽のスタイルなんです。
道内最大規模である、札幌国際情報高校の吹奏楽部は依頼を受け、道内外で公演を行っています。
井上さん:「1年間に多いときは120公演もしたことがあって。単純に3日に1回もしていることになる」
吹奏楽部に入るためにこの学校を選ぶ生徒も多いんです。
宮越さん:「吹奏楽部を初めて見たのが小学校5年生の時で。かっこいいなと思って入ろうと思いました」
吹奏楽部に対して、熱い思いを持っている生徒がもう一人。
井川さん:「国際情報高校のダンプレのすごいファンなんです。中学生の時から定期演奏会を毎回見に行っていて、月形町から通ってます。」
井川さん:「通学にすごく時間がかかるので、部活には入らず一番近くでみていたいなと思って、この学校に来ました」
部員は約140人。
この吹奏楽部特有の「ダンス」のレッスンは本格的です。
部員のほとんどは、ダンス未経験者。
ダンス経験者の生徒が、前に立って教えています。
江尻さん:「10年くらいダンスをやっていた。考えている振りつけを言葉にして伝えるのがすごく大変で。人数も多いし、経験も全然違うので。いろんな捕え方をする人がいて大変だけど、やっていったら慣れてわかってくれるので楽しいです」
活動は週5~6日。
年100回を超える公演をこなす日々…
それでも、練習中はみんな笑顔です。
村上さん:「めちゃめちゃ楽しいです。踊って演奏は難しいときもあるんですけど、出来たらすごく楽しいし、お客さんが楽しいって笑顔になってくれたりするときが達成感のある瞬間だと思う」
演奏を生で見てみたくなった方!
札幌国際情報高校 吹奏楽部の定期演奏会が3月に行われます。
道新プレイガイドから購入できます。
国際情報高校のみなさん、ありがとうございました!
※掲載の内容は番組放送時(2025年1月9日)の情報に基づきます。