両手でそっと包んでみたい この後ろ姿…あなたは誰？

北海道には、北海道にしかいない「かわいい」動物たちがたくさんいます。
動物たちの自然な姿に癒されるとともに、動物たちが暮らす環境に思いを馳せてみませんか？
「北海道3大かわいい動物プロジェクト」に寄せられたみなさまからのお写真をご紹介します。
（2021年9月20日〜24日ピックアップ分）

ご飯のおしゃもじ？のような…だからシマエナガから目が離せない

シマエナガちゃん、秋の訪れとともに人里に降りてきてくれたようです。
今週は投稿もグンと増えました、うれしい限りです。
その中から選ばせていただいたのが、この１枚。
正面からのキョトン顔も、なんともかわいいのですが、横からの姿もまたまたキュートです。
羽毛もだんだんとフカフカになって、自慢のシッポはピンと。
そのシルエットは、まるでご飯のしゃもじのよう…。
何をしても、しなくても、すべてがかわいい！　これだからシマエナガから、目が離せません。

撮影：@ktgwyzr さん

エゾシマリスのオスは〝マメな男子〟ばかりなの？

もう限界！ってくらい、エゾシマリスがほおばっているのは、冬眠用ベッドの材料ではないでしょうか？
ご本人は、とても必死なのでしょうが、なんともキュートで、ちょっぴりユーモラス。
エゾシマリスのメスは、210日以上冬眠し、オスは180日ほどなのだそうです。
なぜ、オスの冬眠期間が短いのか？それは…。
Ａ子ちゃんはあの木の下で、Ｂ美ちゃんはこっちの岩の下で…などと、男子たちは、女子たちが冬眠するのを見届けてから眠りにつき、そして春には、女子たちよりも早く目覚めて、繁殖のアピールをするからなのだそう。
リスさんの世界には、マメな男子が多いってことですね！

撮影：@buraken1209 さん

両手でそっと包んでみたいうしろ姿…あなたは誰？

答えは、北海道の高い山にしか暮らしていない超希少動物・エゾナキウサギ、でした。
両手でそっと、包みこみたい欲望が抑えられませんねー！
エゾナキウサギを撮る方はたくさんいますが、こんなふうに撮るのは、@takashi_okashi さんしかいらっしゃらないのではないでしょうか？
これまでも、キタキツネのノド毛やオシリのかわいさを気づかせていただきましたし、エゾクロテン、イイズナ、エゾモモンガなど、「その手があったか！」と思わずうなってしまうような、独特な視点で楽しませてくれました。
このほど、出版社から声をかけられ、エゾクロテンと子ギツネのカレンダーが発売されることになったのだそうです。
@takashi_okashi さんのギャラリーでご覧ください。

撮影：@takashi_okashi さん

お母さん…もうボク平気だよ！　キタキツネの成長ものがたり

キツネの巣の前でカメラを構えて、子ギツネたちが現れるのを待っていると、時折、巣穴の前にカラスがやって来て、ガーガーと威嚇するように鳴くことがあります。
カラスのお目当ては、キツネ母さんが、子ギツネのために巣穴へ持ってくるごちそうです。
カラスは子ギツネたちを威圧しているのかも知れません。
その証拠に、キツネ母さんが巣穴の前にごちそうを置いて「グッグッグッ」と鳴き、子ギツネを呼んでも、黒い鳥が怖いのかなかなか出てこず、カラスにごちそうを持って行かれることもしばしば。
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しかし、きょうの１枚は、たくましく育ったキタキツネくん。
軽やかにカラスを追っ払う表情は、自信に満ちあふれています。
キツネ母さん、後ろのほうで、しっかり見てますよー。

撮影：@bonny_animal さん
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まるでアイドルのポートレートのような〝雪の妖精〟

真冬のシマエナガちゃん、ホントふかふかでかわいらしいですねー。
重さわずか８グラム、１円玉８枚ぶんしかありません。
@icchy37 さんが撮影されたシマエナガはいずれも、アイドルのポートレートのようなキュートさにあふれています。
そんな @icchy37 さんの写真展「森 花 鳥 旅（モリハナトリタビ）展」が、現在開催中です。
サッポロファクトリールームにて、９月30日（木）まで。
キュートなシマエナガもたっぷり、ほかにも四季折々の動物・風景など50点、さらに14人のお仲間の方のお写真も展示されているとのこと。入場は無料です

撮影：@icchy37 さん