「終活」という言葉がめずらしいものではなくなった、人生100年時代の今。

大切な人だからこそ、「最期」や「いなくなったあと」を想像することはどうしても後回しにしてしまいがち…。

だけど、大切な人だからこそ、大切に考えたい、大切なことが「終活」には詰まっています。

連載「親の「終活」を考える」では、Sitakke編集部も自分事で「親世代の終活」に向き合います。

世界的建築家設計の葬送の場

人生の最後を見送る施設が、北海道東神楽町に完成しました。
地元育ちの世界的建築家が設計した厳かな空間、火葬場です。

建物の周りには芝生のなだらかな丘。
ホテルのロビーのような安らぎの空間。

12月から使用が始まった火葬施設、「大雪葬斎場」です。

設計したのは大阪・関西万博の会場デザインを手がける建築家、藤本壮介さんです。

「大雪山・旭岳・十勝連峰を望む非常に美しいロケーションだったので、美しさをより高めることができるようにと考えた」

藤本さんは東神楽町の出身で、設計の原風景は雄大な大雪の山々です。

照明や庭の植栽まで緻密に計算し、広々と明るい空間を演出。

一方、芝生の丘で囲むことで、周囲からの目線にも配慮しました。

待ち合い室には「旭川家具」を配置し、ふるさとの空気を大切にしました。

大雪葬斎場は、東神楽町と近隣の2町が共同で運営していますが、3町以外からの受け入れも可能だということです。

連載「親の「終活」を考える」

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年12月3日)の情報に基づきます。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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