2024.12.30
食べるもちろん鳥取県内では、高級料亭だけでなく、スーパーや鮮魚店などでもオオズワイガニが販売されています。
「せっかく海から取れたものなので、たたき売りではいけないかなと。付加価値を付けて販売することが一番大切だと考えている」
大量発生し、「厄介者」と呼ばれたオオズワイガニは今、東京都や大阪府、沖縄県まで販路を拡大し、安いのに美味しいと全国的な人気者になっていました。
でも実は気になることも。
過去にさかのぼると、実は1980年代半ばにもオオズワイガニが取れていた時期がありました。
そのときは、数年で急に取れなくなっているんです。
海の中の生態はよくわからないものもあって、オオズワイガニの正体がはっきり分かっているわけでもないのだそう。
さらに、急激に全国進出したということで、さまざまな問題も起きているんです。
価格を比較しても本ズワイガニだと1万6000円するところ、オオズワイガニだと5000円。
オオズワイガニを本ズワイガニと偽って売る業者がいたり、名前が似ているので本ズワイガニと間違えて買ったりするなどして、本ズワイガニの売り上げが落ちている現状があるんです。
ふたつのカニの違いは、口がM字になっているのがオオズワイガニで、平らなのが本ズワイガニ。
見分け方を覚えることも、こうした問題の対策のひとつになりそうです。
文:HBC報道部もんすけ調査隊
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年12月13日)の情報に基づきます。
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