2024.12.30

食べる

「カニ王国」の住人が飛びつくおいしさ!オオズワイガニは“やっかいもの”から特産品に

「カニ王国」鳥取で大歓迎

えりも漁協の金子武彦参事のもとに来たのは鳥取の飲食店のオーナー。

「えりものオオズワイガニを買って行って、鳥取の人たちに食べてもらうことを、いま現在も継続している」のだといいます。

鳥取と言えば、カニを全国平均の5倍も食べる、日本一の”カニ王国”だ。

そんな鳥取県へオーナー自らトラックで生きたまま運び、グループの飲食店で提供しているというのだ。

その味はやはり「本ズワイガニに負けない」のだとか。

鳥取県では、オオズワイガニはどのように食べられているのか?
鳥取県民は喜んでくれているのか?

調査員は鳥取県に飛びました。

やってきたのは、海鮮市場「かろいち」の隣にある高級料亭の「海陽亭」。
運営するのは、あの「すなば珈琲」を始め、県内に17店舗を展開する会社です。

店内にはお座敷や生け簀があり、高級感漂う雰囲気…。一体どんな料理が出てくるのでしょうか。

北海道えりも漁協から自社輸送と書かれているカニ。1杯5000円です!

その5000円のオオズワイガニ料理がコチラ。

透き通るように美しい身には、見事な花が咲いており、食感は繊細。
口に入れた瞬間に甘みと旨味が広がります。

みんなが飛びつく味!

本ズワイガニは1杯8000円や1万5000円。
なかなか手が出ない…とはいってもカニの刺身は食べたい!
でも冷凍では満足できない!

そんなとき、生きているオオズワイガニの甘さ・おいしさ、そして値段のお手ごろさが歓迎されているんです。

料亭を運営するの村上亜由美さんは「皆さん飛びつかれます」と話します。

「ゆでがに」は、カニ本来の甘みと、ほのかな塩味が絶妙に調和し、殻から溢れんばかりの身は食べ応え満点。

ほかにも、宝石箱の様に美しく盛り付けられた海鮮丼など、オオズワイガニは海を越え、想像の斜め上をいく料理となっていました。

「『オオズワイガニって“やっかい者”と言われてたカニじゃない?』と言われるけど、『こんなに甘くておいしいなら、早く食べておけばよかった』と多くのお客さんが言いますよ」

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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