2024.12.30
食べる今もオオズワイガニは、大量発生しているのでしょうか?
北海道えりも町の漁協の加工場に行ってみると、水槽の中におびただしい数のオオズワイガニが!
ということは、今も漁師は困っているということ??
えりも漁協の金子武彦参事に聞いてみると。
「いまオオズワイガニなくして、生活はできません!」ときっぱり。
「小さいサイズだったのがどんどん大きくなってきて、直売店では最低でも1000円、大きいもの1300~1400円。年末にかけてはさらに値段が上がるんじゃないかな」
200gほどだったオオズワイガニが、今年は500gほどまで成長。
大きいものだと700gもあるんです。
そしてこれまで獲っていた小さいカニは、4月から資源保護のため海に戻しているのだといいます。
えりも漁協では2023年以上の売れ行きを大歓迎しています。
その背景にあるのが、2021年秋に赤潮が発生して、特産の「真つぶ」が取れなくなったこと。
その後オオズワイガニが大量に取れたので、今やオオズワイガニは「救世主」というワケ。
大きく成長したオオズワイガニは、ボイルして身をほぐしたものをインターネットで販売したり、「ふるさと納税」の返礼品に選ばれたりするなど、今や、えりも町の特産品となっているんです。
さらに、あの「カニ王国」にも歓迎されているんです。
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