2024.12.29

育む

日本一になった動物園で“その辺にいる”キタキツネを飼育するワケ…「伝えるのは、命」もっと深く楽しめるポイントを獣医師ママライターが解説|【北海道・旭山動物園の楽しみ方/後編】

牛や馬専門の 獣医師の経歴 を持ち、 アニマルセラピーにも詳しい ママライター「MERI」が、北海道各地の「動物とふれあえるおすすめスポット」とそのおすすめポイントを紹介する【連載】「こころ育む、動物ふれあいスポット」

前編に引き続き、今回は旭山動物園にいる動物たちの 「命の尊さ」 にスポットライトを当てて、獣医師目線で旭山動物園の魅力を解説していきます!

前編でお伝えしたとおり、旭山動物園は珍しい動物がたくさん展示されている場所ではありません。

その理由こそが旭山動物園の「最大の特色」なんです。

今回は、そんな旭山動物園の信念と取り組みにも注目してお伝えしていきますので、ぜひ最後までご覧いただけたら嬉しいです。

まずは、子どもたちにも伝えたい旭山動物園のエピソードをひとつご紹介します!

子犬と間違われ捨てられたキタキツネの「なる」

なるくん、おくちペロッの可愛い瞬間を激写♩

キタキツネの「なる」は、2020年春生まれの4歳(私の息子と同い年…!)。

生まれて間もない5月に、段ボール箱に入って捨てられているところを近隣住民に発見されました。
拾った方は子犬だと思い、自宅で飼おうと育てていたそうです。

旭山動物園にやってきたころの「なる」

しかし、だんだん成長するとともに容姿がキツネに似てきて…
旭山動物園に相談に行ったところ、子犬ではなく「子ギツネ」であることが発覚した…というワケ。

その日から、なるくんは旭山動物園の一員になりました。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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