北海道のあす4日(水)の天気と、週間予報を、HBCウェザーセンターの児玉晃(こだま・あきら)気象予報士がお伝えします。
児玉気象予報士が描いた、独特なイラストとともに…。
あす4日(水)の天気と気温です。日本海側を中心に雪が降るでしょう。最低気温はけさより5度以上低く、札幌は‐2度です。最高気温は稚内では‐1度で、この冬初めて最高気温がマイナスの真冬日になりそうです。
こちらは、きょう3日午後5時20分頃の根室のようすです。
根室ではきょう、13.6度まで気温が上がり、134年ぶりに12月の統計史上最高気温を更新しました。あす4日は一転、午前中は雪でうっすら白くなるおそれがあります。
では、あすの時間ごとの天気。道央・道南からです。
倶知安や江差は雪が降りやすいでしょう。その他も朝から昼頃を中心に湿った雪が降るため、外出には傘やフード付きの上着があると良さそうです。
道北・空知です。
雪が降り、昼頃と夜は降り方が強まるでしょう。名寄や旭川、深川など内陸では雪かきが必要です。海岸部は風が強く、ふぶくでしょう。
道東・オホーツク海側です。
朝から昼頃は雪が降るため、路面凍結に注意して下さい。午後は晴れますが寒いです。最高気温は4度前後で、枝幸は0度でしょう。
「北海道くん」が、「フユさん」と楽しそうにしています。
あす4日(水)から、「フユさん」が北海道に当分の間、遊びにくるということで、上空に寒気が居座ります。
2人とも笑顔ですが、我々は寒さに耐える日々が続き、日本海側では積雪が増えていきます。
そして、7日(土)になると…
「冬将軍」がやってきます!
今シーズン最強、真冬並みの強い寒気が流れ込みます。「北海道くん」も「フユさん」もビックリするような、大雪、吹雪に注意が必要です。
では、週間予報。日本海側とオホーツク海側からです。
札幌は連日雪が降っても軽い雪かきで済みそうですが、道北は週末にかけてまとまった雪や大雪に注意して下さい。オホーツク海側は晴れても寒いでしょう。
つづいて、太平洋側です。道南は雪が降りやすく、うっすら積もるでしょう。朝晩は冷えて、日中はプラスの気温となるため路面状況の変化に注意して下さい。
では、あす4日(水)の札幌です!朝昼晩の天気をもんすけでお伝えします!
あすの気温は朝も日中も今日より5度以上低く、寒くなります。雪の量は少なく、路肩などにうっすら積もる程度ですが、濡れた路面の凍結に注意して下さい!
文・イラスト: HBCウェザーセンター 気象予報士 児玉晃
HBCテレビ「今日ドキッ!」の番組内でも独特(?)なイラストを使って天気をお伝えしています。
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連載「気象予報士コラム・お天気を味方に」
天気予報のほか、天気に合わせた服装の選び方のヒントなど、HBCウェザーセンターの気象予報士が暮らしに役立つ記事をお届けしています。
※3日午後5時時点の情報です。最新の気象情報は、HBCウェザーセンターのホームページなどでご確認ください。HBCは気象庁の認可を2001年に得て以来、民間気象会社の一つとして「HBCの独自予報」を発信しています。