真っ白な雪の上に、紅葉した落ち葉の赤や黄色がとっても美しいですねー。
そこに現れたのはエゾリス。
エゾシマリスが、冬の到来とともに冬眠してしまった森では、冬眠せずに雪の中でも元気に飛び回るエゾリスが、リスファンの視線を〝ひとりじめ〟です。
耳の毛も伸びて、カラダも冬毛になって、モコモコ。
ときどき〝マッチョ〟な感じにも見えることもあるほどです。
秋の間に、土の中にエサを埋めておいて、冬の間に掘り出して食べて命をつなぐのですが、どこにエサを埋めたのか、それを覚えている記憶力には、本当に感心させられます。
でもたまに、なかなか見つからずに、顔じゅうが泥だらけになっている姿も見ることもありますが…。
秋に、木の実を土に埋めるところをほかのリスに見られていて、先に掘り起こされて食べられちゃったのかも知れませんね。
巣穴から顔をのぞかせているのは、おそらく夏の終わりに生まれた、まだ幼いエゾモモンガのようです。
木の葉が落ちて、雪が降り、初めて見る冬の森の風景を、どんな気持ちで見つめているのでしょう。
寒さが厳しくなってくると、エゾモモンガたちは、ひとつの巣穴にみんなで集まって、カラダを寄せ合い、あたためあって、寒さをしのぎます。
多いときだと、10匹近くのエゾモモンガが、ひとつの巣穴から現れることも。
2枚目のエゾモモンガは、どうしたのでしょう?
きょうだいたちが、折り重なるようにして、どんどん上に乗っかって、押しつぶされてしまい、そのせいでヘアスタイルがすっかり乱れて、ご機嫌が悪くなってしまったのでしょうか?
キャプションには、「ボスモモ登場」とありました。
そう言われると、ついに現れた〝ラスボス〟的な、眼光の鋭さもあるようにも見えますね。
文:インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa
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