2024.11.29

出かける

【レポ】映画『正体』横浜流星さん演じる役に「心がえぐられる」「涙が止まらない」11月29日(金)公開

心が震える感覚、というか、心がえぐられていく感じ

HBCアナウンサーの佐藤彩です。映画『正体』の試写会に参加しました。

HBCアナウンサー・佐藤彩

心が震える感覚。後半は涙があふれて止まりませんでした。

演じるではなく、役を「生きる」横浜流星さんの代表作となる作品を目撃した気持ちで
す。
アカデミー賞にノミネートしてほしい、そんな気持ちです。何の権限もないですが。笑

©2024 映画「正体」製作委員会

よく「泣ける映画」と言われる作品があります。心がひらけていくような感覚の感動があ
って涙があふれることもありますし、切ない思いに涙することもあります。
誰に、どうやって感情移入しているかにもよるかもしれませんし、映画を見て泣くかどうかというのは、もちろん人によるものですよね。

みんなに「泣ける映画だ」と言ってしまい、期待と違ったと思われるのも残念なので、「私の場合は」と付け加えますが、ドンピシャで横浜流星さん演じる鏑木の想いが胸に突き刺さり、後半、涙がどんどんあふれてきて止まらず、顔がぐしゃぐしゃになりました。

心が震える感覚、というか、心がえぐられていく感じがあって、がっつり感情が揺り動かされたわけです。

©2024 映画「正体」製作委員会

鏑木は、なぜ逃亡犯になったのか…。
その理由も、その正体も、たどり着く真実も、きっと胸に刺さると思います。
どのような展開になっていくのかというミステリー要素にドキドキしながら見守る、とても見ごたえのある時間でした。

なぜこんなに残虐な事件が起きてしまったの?
どうして逃げているのか?
でも、真実はきっとこうなのでは?

さまざまな心の動きがありますが、映画を見ていて思ったのは、日々人と出会って接していくなかで、自分の感覚、直感は信じていいのではないか、ということ。

©2024 映画「正体」製作委員会

自分以外の人が見ているその人の姿よりも、自分自身が見たその人の姿の方が、きっと正
しくて、それでいいのではないか、って。自分の感覚を信じてみたくなりました。

もちろん、残念ながら世の中だます人もいるので、人はわからないものです。意図的じゃなくても、信念とずれてしまったことで、嘘が通ってしまうこともあります。
でも、ただただ誠実に生きている人もいるわけですし、自分の感じた「信じる」感覚を貫いてもいいのかな、とも思わせてくれる作品です。

©2024 映画「正体」製作委員会

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

この記事のキーワードはこちら

SNSでシェアする

  • X
  • facebook
  • line

編集部ひと押し

あなたへおすすめ

エリアで記事を探す

FOLLOW US

  • X