真冬に撮影なさったお写真かも知れません。
カラマツ(?)と思われる枝にとまっているシマエナガ。
カラマツは、冬の間にシマエナガがやって来ることが多い樹木のひとつです。
ふっくらと、ふくらんだカラダに、目の上にはオレンジ色のアイシャドー、カメラ目線でちょっと首をかしげる〝必殺ポーズ〟は、まさしくたくさんの人を魅了する〝雪の妖精〟そのものですねー。
今シーズンは、たくさんのシマエナガが姿を見せてくれる〝豊作の年〟なのかどうかが、とっても気になるところですが、いまのところは、ややスローペースな立ち上がりかな?
これからに期待です!今シーズンも、とっておきの〝必殺・首かしげ〟ポーズを、たくさん見せてくださいね。
地面に舞い降りた紅葉のじゅうたんから、ひょっこり顔を見せてくれたエゾシマリス(1枚目)、と思ったらそのまま後ずさりして入っていった(2枚目)のは〝冬眠用の巣穴〟でしょうか。
いまごろは、内側から、土などで穴をふさいで、ぐっすりと冬眠スタート、しているのではないでしょうか?
長さが1メートルを超える巣穴の中には、ときどき目覚めたときに食べるための食料が、1kgほどたくわえられているほか、枯れ葉をふかふかに積み上げたベッドのある〝寝室〟や、トイレの部屋などもあるのだそう。
春まで、どうぞゆっくりと、おやすみなさい…。
夏の間は、なかなかその姿を見るのはむずかしいのですが、木の葉が落ち始めると、モモンガシーズンの始まりです。
ただ、モモンガは基本夜行性なので、日が沈んでからあたりが真っ暗になってしまうまでのわずかな間か、日が出る前に餌場から巣穴に戻ってくるところか…、つまり夕方か、早朝かの、いずれも短い時間しか基本的に会うことは出来ません。
クルマで移動して、その後森の中を歩き、巣穴の前でカメラを構えて待っているのですが、日が沈んでもなかなか姿を現してくれず、いざ姿を見せてくれたときには、もう暗くて、写真が撮れないなんてことは、もうしょっちゅう。
早朝に出かけたとしても、まだ日も昇らない暗いうちに巣に入ってしまって、ハイおしまい!ってことも日常茶飯事。
それでも、この〝クリクリ&ウルウルお目々〟のエゾモモンガに、ホント〝ひと目〟会いたくて、〝モモ活〟に励む、モモンガウォッチャーの方が、たくさんいらっしゃいます。
ほんの短い間であっても、エゾモモンガと同じ時間を共有できた喜びは、何にも代えることが出来ない、うれしいものなんですよねー。
文:インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa
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