2024.11.21

暮らす

年賀状やーめた!ハガキ1枚の今の値段は…値上げ背景に「今年で最後」が増加中

年賀状じまいが増えている

90代
「2年前かな。年賀状はもうやめたと言って」

40代
「私のおばが高齢で、いつも代筆して年賀状を書いてあげていたけれど、やっぱりもう来年からは無理だねということになったので、そういう案内を出した」

70代
「今年で終わりと年賀状じまいって来たのは何枚かあった」

多く聞かれたのが、「年賀状じまい」をしたという声です。

ハンズ札幌店、佐々木峰央さんにもお話を聞くと、「年賀状じまいの商品自体は去年・おととしぐらいからはあったが、郵便料金の値上げの関係もあるのか、今年は非常に商品の種類が増えている」といいます。

「今回で年賀状を終える」という内容のはがきは、ことしは20種類ほどに増やしていて、特に高齢者に人気なんだそうです。

さらに、自分で作った年賀状で「年賀状じまい」のコメントを載せたい人用に、「年賀状じまいシール」も用意されています。

ハンズ札幌店の佐々木さんは「年賀状のやりとりは今年で最後になったとしても、メールやSNS、『もっとやりやすい連絡をずっとこれからも取っていきましょう』というような一言を添えるのがおすすめ」と教えてくれました。

手紙文化振興協会の、むらかみかずこ代表理事は、年賀状じまいのマナーについてこのように話しています。

「マナーに特別な決まりはないが人間関係そのものを『しまう』わけではないことを伝えるといいと思います。SNSのID記載やQRコードを印刷することも有効です」

一方で、「年賀状は贈り物のようなもの」とも話していて、「唯一無二の人肌を感じるツールがわたしたちの胸になつかしさや、温かさを与えてくれる」ともアドバイスします。

SNS時代にあえて年賀状を送る良さもあるということです。

文:HBC報道部 
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年11月6日)の情報に基づきます。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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