90代
「2年前かな。年賀状はもうやめたと言って」
40代
「私のおばが高齢で、いつも代筆して年賀状を書いてあげていたけれど、やっぱりもう来年からは無理だねということになったので、そういう案内を出した」
70代
「今年で終わりと年賀状じまいって来たのは何枚かあった」
多く聞かれたのが、「年賀状じまい」をしたという声です。
ハンズ札幌店、佐々木峰央さんにもお話を聞くと、「年賀状じまいの商品自体は去年・おととしぐらいからはあったが、郵便料金の値上げの関係もあるのか、今年は非常に商品の種類が増えている」といいます。
「今回で年賀状を終える」という内容のはがきは、ことしは20種類ほどに増やしていて、特に高齢者に人気なんだそうです。
さらに、自分で作った年賀状で「年賀状じまい」のコメントを載せたい人用に、「年賀状じまいシール」も用意されています。
ハンズ札幌店の佐々木さんは「年賀状のやりとりは今年で最後になったとしても、メールやSNS、『もっとやりやすい連絡をずっとこれからも取っていきましょう』というような一言を添えるのがおすすめ」と教えてくれました。
手紙文化振興協会の、むらかみかずこ代表理事は、年賀状じまいのマナーについてこのように話しています。
「マナーに特別な決まりはないが人間関係そのものを『しまう』わけではないことを伝えるといいと思います。SNSのID記載やQRコードを印刷することも有効です」
一方で、「年賀状は贈り物のようなもの」とも話していて、「唯一無二の人肌を感じるツールがわたしたちの胸になつかしさや、温かさを与えてくれる」ともアドバイスします。
SNS時代にあえて年賀状を送る良さもあるということです。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年11月6日)の情報に基づきます。
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