2024.11.17

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釧路のそばは緑色が常識?茶そばではない…独特の食文化にこめられた歴史とは

皆さんが抱えている「なぜ?」「どうして?」を調査する、HBC「もんすけ調査隊」。
今回は北海道の”食のミステリー”に挑みます!

“釧路のそば”は、なぜ緑色なのか?今、驚きの理由が明らかに!

雄大な自然が広がる道東の港町・釧路市には、独特の食文化が脈々と息づいています。

「アメリカンドッグ」に砂糖をかけた「フレンチドッグ」に、「かしわそば」から「そば」を抜いた「かしわ抜き」。

アメリカンドッグに砂糖…独特です!

これまで北海道の様々な食文化の謎を解き明かしてきた「もんすけ調査隊」が、今回挑んだ新たな謎は、この依頼から…。

札幌市在住 けさん 30代
「釧路のそばは、なぜ緑なのでしょうか?また緑ではないそばもあるのですが、何が違うんでしょう?」

そばといえば、白っぽい更科そばや、濃い灰色の田舎そばを思い浮かべるでしょう。

しかし“釧路のそば”は、なんと緑色だというのです。

さっそく1874(明治7)年創業の老舗、「竹老園東家総本店」に急行。

一歩足を踏み入れると、美しい庭園が広がっている、かつて昭和天皇も訪れた名店です。

そんな由緒正しきそばが…確かに緑色!

釧路市内の9割ほどがこの緑のそばだといいます。
これは、ただの「茶そば」ではないのでしょうか?

ナギーブ・モスタファ調査員がいざ実食!

「美味しい!滑らかな喉越しで、そばの風味がしっかりしています。でも茶そばではないようです」

HBCナギーブ・モスタファ記者

ナギーブ調査員の味覚が確かなら、茶そばではないということです。

実は竹老園では「茶そば」も提供していますが、明らかに緑の濃さが違います。

右が茶そば 明らかに色が違う!

では、この緑のそばは、一体何なのでしょうか?

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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