2024.11.07
育む学校や自宅以外にも、子どもたちが安心して過ごすことの出来る「第3の居場所」を作る動きが、全国的に広がりつつあります。
いったいどんな場所で、どんな取り組みを通して、子どもと関わっているのか。
2023年に相次いで出来た、北海道内の現場を取材しました。
旭川の北海道教育大学にやってきた親子が向かった先は、学生と子どもを結ぶ団体『えんぴつとはし』。
北海道教育大旭川校の教員や名誉教授など、9人が運営する団体です。
毎月第2、第4月曜日に、ボランティアの学生とともに、子どもたちを迎え入れ、勉強を教えたり、食事を共にとったりしています。
午後4時。
この日集まった78人の小中学生たちは、席に着くと早速自分たちが持ってきた宿題やテキストを広げます。
大学生のお兄さんお姉さんに、気兼ねなく分からないところを質問できる、貴重な時間です。
将来、教員を目指す学生側も、この時間を大切にしています。
さらにこの活動に意義を感じているのは、子どもや学生だけではありません。
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